FF本拠、リーブラにて
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三ヶ国に戦争を仕掛けるという。ヨハンの話……
その詳細について、心当たりのあるハルバートン提督が聞いた。
「まず、連邦についてだが。彼らと同盟を結び、戦争に勝った場合。
連邦が主張している事が認められる事になる。そして、過激派ブルーコスモスも容認する事となる。
それは我々としては、容認できない事だ」
「それは……。じゃあプラントは?」
ラミアス艦長が目下の戦闘対象であった、プラントについて聞く。
「同じように、プラントもコーディネーター至上主義がいて容認できない。
それと、血のバレンタインは実は宣戦布告後にされた事だ。戦術的に相手の補給源を絶つのは正しいだろう」
「でも、アスランの家族は!!」
キラは、友達の家族が亡くなった行為が正しいと言われた事に反論する。
「それは政治家のミスなんだ。現在の最高評議会の面々は、少なからず失敗している事になる」
「そして核が…。と声高に叫ぶが、そもそもコロニーの構造に欠陥がある。
Nジャマー投下での、半永久的なエネルギー危機を発生させたのも問題だろう」
「え?つまりどういうこと?」
「トール君と言ったね。地球では核によるエネルギー問題への解決が厳しくなっているのだ。
つまり、インフラを整える事ができない。そしてNジャマーは撃ったプラントさえ、その分布を知らないのだよ」
「次にオーブだが。この国家は双方を容認している立場にある。
だが我々は、そもそも完璧ではない人間が人間を生み出す事に問題があり。
そして、法を踏みにじりコーディネーターを産んだ親世代に。その責任があると主張する我々。
今のプラントを認めている、オーブを勝者にした場合。それらは主張できず、オーブの様に双方の在り方を認める事になる。
つまり三ヶ国ではない新たな陣営が必要なのだ」
「成程。君の言う通りテロ紛いが横行する連邦と、遺伝子操作や出生操作をするプラント。
どちらでも容認できない事は把握した。では、君たちの掲げるお題目はなんだ?」
「貴方方からの依頼です。世界の健全化を図って欲しいというね」
「「……」」
「ふむ…それで君たちの戦力というのは…」
「では、それを見せるために…。タチハロ!」
「なんですか〜総帥!」 「漸くお呼びかかったよ〜」 「あれが他の世界の人達か〜」
ヨハンの言葉を受けて、騒がしくタチハロがワラワラ集まってくる。
「あの〜。ヨハンさんこの機械?は…」
「失礼な!僕たちには立派なタチハロって名前があるんだよ!」
「ただの機械じゃないんだ〜!」
「あ、はい」
サイはタチハロに封殺された。
「では、タチハロに乗ってください。タチ
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