陸上自衛隊その他の装備設定2
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ットに基台やアタッチメントだけ残して簡単に取り外すことが出来る。なお、これを装着した状態で89式5.56mm小銃を使用する際には照準器が使用できなくなるため、銃身部に、肉眼では視認不可能だが暗視装置では視認可能な赤外線レーザーサイトを装着することで照準を行う。
単眼式で遠近感がつかめないため車両やヘリの操縦は難しく、現在でも車両の運転手はJGVS-V3、ヘリのパイロットはJAVN-V6をそれぞれ使用している。1セットあたりの価格は約70万円と、個人装備としては高価だが、
2000年代初頭の調達開始以降、毎年数千セットの調達が行われており、普通科、
機甲科(偵察部隊)、施設科などの戦闘部隊に配備が進められている。19年度予算からは改良されたJGVS-V8-Bに生産が移行している。
「迷彩服2型/迷彩服3型」
迷彩服2型は、1992年より迷彩服1型および65式作業服に代わり陸上自衛隊隊員に貸与される被服である。現在は、細部の改良・変更を行った迷彩服3型に逐次更新されている。海上自衛隊が陸上戦闘服として採用しているほか航空自衛隊の一部、
航空救難団の救難服の一つにも採用されている。
陸上自衛隊では1970年代半ばより、演習等訓練時迷彩服1型(旧迷彩服)」が使用されていたが、その迷彩パターンは北海道の主要植生である熊笹と赤土土壌を考慮した物であり、
その外の地域では明るく目立つものであった。以上を踏まえ、1980年代後半から1990年代前半の戦闘装着セット開発の一環として、日本国内の様々な山野の風景をコンピュータ処理(ドット化)し、
日本全域での使用により最適化された迷彩パターンが開発され、これを採用した新型戦闘服が登場。
新型迷彩を使用した陸上自衛隊の戦闘服は種々存在する。
まず、陸上自衛官には、65式作業服の後継として「作業服、
迷彩」の名称で2着貸与される。これは部隊等異動とともに個人で携行する個人被服(夏冬制服や外套、短靴などと同様)である。さらに、
戦闘装着セットが装備される部隊に所属する陸上自衛官には、迷彩服1型の後継として「戦闘服(一般用)」「戦闘服(空挺用)」「戦闘服(装甲用)」「戦闘服(航空用)」等の名称(それぞれ運用に応じて要求される性能により細部仕様が異なる)で2着貸与される。
当初「作業服、迷彩」は一連の「戦闘服」と異なる生地が使用されていたが、
仕様統一され「作業服、迷彩」は「迷彩服2型」の名称で置き換わった。さらに現在、「戦闘服2型」「迷彩服3型」の名称で、細部仕様のマイナーチェンジを図った被服にそれぞれ逐次更新されている。
経年劣化等の事情で回収されたものは原則として各方面隊毎補給処にて一括回収され、全てシュレッダー等により裁断破棄される
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