第一訓 タイトルと題名が思いつかないときは暴走トラックを走らせろ
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神楽「銀ちゃんが出てったすぐに来たアル、なんかすごいお金もちネ。」
新八「いや、見たらなんとなくわかるけど。・・・えーっと・・・どのような依頼で?」
紙とペンを持ち、新八は変わり果てた事務所の空間に足を踏み入れようと。
「「夫人に近寄るなぁぁぁあ!!」」
新八「ぎゃああああああ!」
新八から見て客間の死角から鎧姿の二人の衛兵が新八に剣を突き付けた。
衛兵「公爵夫人の部屋に踏み入るとはなんたる不躾!ここで成敗!!」
新八「いや!ここうちの事務所!あんたらが不法侵入でしょ!?」
カリーヌ「おやめなさい、衛兵。」
カリーヌの言葉一つで衛兵は剣を収める。
新八は這う様に部屋から出る。
新八「つーか何なんですか!?あんたら!?依頼を受けようにも部屋に入らないと仕事できないでしょうが!!」
カリーヌ「道行く白い化け物を連れた編み笠の男性からあなた達のことは聞きました。・・・・ここに凄腕の何でも屋、人探しの達人がいると・・・。」
神楽「ヅラ、ネ。」
新八「桂さんだね・・・。」
カリーヌ「まぁ彼は自分の名前を叫んだ瞬間黒い服の警官に追いかけられましたが・・・。」
新八「確実に桂さんだね、あのヤロウ、面倒な客を。」
カリーヌ「何かいいましたか?」
新八「いえ、なにも。」
新八の目の前に血走った目の衛兵の剣が突き付けられ、彼は口を噤む。
カリーヌ「夕方までに私の娘のルイズという者を探して来なさい、この国に来てるのは判ってます。」
写真を新八と神楽の足元に投げ、カリーヌは二人の足元に再び何かを投げ捨てた。
新八「え?何これ。」
カリーヌ「前金です。」
神楽と新八はピンクブロンドに輝く女の子の写真を後目に投げられた袋の中身を見た。
そこには黄金に輝く外貨がパンパンに詰まっていた。
新八 神楽「「御意!わが命に代えても!」」
金に目のくらんだ二人はそれ以外何も言わず前金の外貨を受け取って万事屋の玄関を乱暴にけ破って外に駆け出した。
場所は再びコンビニへ・・・
銀時「だぁかぁらぁ!!先に取ったのは俺だっつってんだろ!俺が先に読むの!お前は後!」
少年「いや!俺が先に取ったんだって!あんたが先だろぉ!」
二人はジャンプを綱引きのようにつかんだまま店の前で硬直しながら罵り合っていた。
銀時「おい!どうすんだよ!クロスオーバー始まって銀さんコンビニから移動してねぇよ!こんなんじゃ話進まねぇよ、読者離れるよ!」
少年「わけわかんねぇこと言ってんじゃねえよ!こっちも正体ふわっとさせるのに忙しいんだよ!つーか俺が先とったの!お前が後なんだよ!!」
銀時「OKOK
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