第一訓 タイトルと題名が思いつかないときは暴走トラックを走らせろ
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「号外〜!号外!はるか彼方の西洋諸国、ハルケギニア大陸の王国、トリステイン国の姫君がここ江戸に来るよぉぉぉぉ!!」
大声で瓦版の主が行き交う人々に記事を配る。
行き交う人々はその記事を読みながら談話をしたりして街道を賑わせていた。
「最近見慣れない人種を見かけてはいたがこの国も変わったな、エリザベス。」
エリザベス:始まりからこの二人かよ
長髪の編み笠の男が自分と同じくらいの大きさの着ぐるみのバケモノに話しかける。エリザベスと呼ばれるバケモノはプラカードでかみ合わない返事をする。
編みがさを少しずらし、ここかぶき町の空を眺める。
「西洋諸国と同盟を組み、この国がどう変わるか・・・・気にならんか?」
エリザベス:この筆者がどこまでネタを考えれるか・・・・それが気になる
「ふははは、言うじゃないか、それは韻を踏んでおるのかエリザベス!この国の風情というのが判ってきたなぁ!世は混迷を極めるがそれでも一年の紅白にはサブちゃんが歌いしめくくる、これぞこの国の風情というものよ。」
かみ合わない会話をしながら編み笠男は歩みを進める、その足取りは軽く、そして心にはこの混迷する時代の国を憂いながら街道を歩んでいく。
「あの、もし、そこのお方。道を教えてはいただけませんか?」
西洋の貴婦人に呼び止められ編み笠の男はふと、足を止める。
桂 「そこの方ではない!!桂だ!!」
桂小太郎、その男の声は街道中に響いた。
場所は変わってここはとあるコンビニ。
銀色のもじゃもじゃの髪の毛を右手でかき乱しながらその男、坂田銀時は店内に足を踏み入れた。
雑誌コーナーに並ぶ小説や漫画、銀時はその片隅に置かれた一冊の雑誌を手に取ろうとする。
銀時「・・・おっと・」
?「おっと。」
残り一冊の雑誌、週刊少年ジャンプを銀時ともう一人の黒髪のパーカー姿の少年が手に取ろうとしていた。
銀時「・・・ああ、ジャンプ?」
少年「あ、おたくもジャンプですか?」
銀時はジャンプを手に取る。しかしその反対側を少年は掴み、銀時を見る。
銀時「あーー週末だから一冊しかねぇわ、今週買い損ねちゃってさ。」
少年「あー僕もですよ。買い損ねちゃって。」
お互い握力を弱めるどころか徐々に強めていく。
銀時「あー、悪いけどこのジャンプ譲ってくんない?おふくろ病気でさ、読みたがってるんだよなぁ・・・今週峠かなぁ?越えられるかな、峠。」
少年「あー悪いんですけど俺も戦闘種族のオヤジが今ピンチで・・・なんか三段階に変身する宇宙最強の奴と戦っててさ、戦闘の合間に読みたがってんですよ、超えられるかなぁ?サイヤ人の壁。」
銀時「あ、以外と簡単だそれ、ジャン
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