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フロンティアを駆け抜けて
挑戦!バトルピラミッド
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頂上を目指し、頂上のフロンティアブレーンを倒せばクリア。挑戦時にはきずぐすり等の道具は全て没収、こちらで用意したバッグとライトを渡す。
2.6体のポケモンで挑む。階層ごとにそのうちの3体を選択して次の層を探し、層が上がるごとにポケモンを一匹交換する権利が与えられる。しなくてもいいが、だからといって次の層で二体を交換することは出来ない。その階層で選んだ3体のポケモンが全て戦闘不能になると失格。最下層からやり直し。
3.他のトレーナーと会ったときは、バトルしなければならない。この時ルールは1対1であり、どちらかのポケモンが倒れればバトルは終了。ただしあくまで失格条件は全てのポケモンが戦闘不能になったときである。また、勝利したトレーナーは敗北したトレーナーから道具を一つ貰うことが出来る。
4.同じトレーナーとは、どちらかが再挑戦するまでバトルすることはない。これは3.のルールによってどちらかが失格になるまでバトルするのを防ぐためである。
5.他のトレーナーと同行してはならない。バトル以外で5分以上同じトレーナーと歩いていると、失格となる。
6.バトルピラミッド内では『野生のポケモン』が出現する。逃げても倒してもいいが、倒すと手持ちのライトが明るくなる仕組みである。これによって見渡しが良くなり、次の層への階段が探しやすくなるほか色々と有利になる。
7.バトルピラミッド内に落ちている道具は自由に使ってよい。ただし失格及びクリアの際は返却すること。


8.バトルピラミッド内はライトを使わないと先が見えない暗闇だが、主催者側はセンサー等で全ての階層及び参加者の状況を把握している。


 特別なルールが多く、一個ずつ飲み込んでいくジェムだったが、最後のルールがやたらでかでかと強調されているのが気になった。

「8番のルールって、なんでこんなに大きく書いてあるんだろ?」
「不正と犯罪を防ぐために決まってるでしょ……」

 呆れ、面倒くさそうなダイバの言葉。御曹司として、強く自分の身を守れるように厳しく育てられた彼からすれば、何でチャンピオンの娘であるはずのジェムからこういう言葉が出るのか本当にわからない。あまつさえ、純粋な目で例えば?などと聞いてくるものだから性質が悪いと思う。

「あのね……例えばトレーナーとのバトルに勝てば一つ道具を奪えるってあるけど、勝者の側なら別に一つじゃなくて無理やり全部奪って有利になることだってできるってわからない?」
「あ、そっか。だから誰かが見張ってるんだ……」

 素直に感心した様子のジェム。呑気すぎる態度に腹が立つので、更にダイバはこう言った。

「これが不正。で、犯罪の方だけど……恐らくこのルールだと最初のライトはほとんど使い物にならない。そんな暗闇の中、君の
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