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異世界での俺の職業は『一級フラグ建築士』
一級フラグ建築士の習わし
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、部屋がいくつもあり廊下の一番奥がとても遠い

エルの後ろをついて二階の部屋に招かれた
客間らしきところだった、長テーブルが一つあるだけで他はなにもない

「さぁーどうぞ、座って」

トオルは手が指す方の椅子に座り少し離れた場所にエルが座った

「どうしたの?トイレかい?」

「いや、こんな広い部屋は初めてで落ち着かないだけですよ それにしてもすごい城ですね」

周りを見渡せば高そうな絵や花瓶が置いてあり、天井には絵画も描かれている

「この城を初めて見たのかい?」

「ええ、こんなの初めてで興奮しますよ!」

エルは机に肘をつきトオルの顔をじっと見つめる

「ふーん…やっぱりね…」

「やっぱりねって?」

「君、異世界からの使者だね?」

エルが笑いながら異世界という言葉を口にする

「なんで…」








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