第41話 開く扉(後編)
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「アークエンジェル他3隻、接近してきます!」
アズラエル
「チッ、トランスフェイズ装甲はどうなっている!」
ドミニオン艦長
「ログ解析の結果、展開と解除が繰り返されていたそうです。
原因は不明ですが、トランスフェイズ装甲を強制的にオフにすれば問題ないと。」
アズラエル
「フェイズシフトを常時展開させる事は出来ないのか?」
ドミニオン艦長
「センサーと連動させているので、艦内での作業では難しいとの事です。」
ホフマン大佐
「新型、出しませんか?」
アズラエル
「トランスフェイズ装甲が使えなくても、ストライクダガーより火力が上だ。
出させろ!」
ホフマン大佐
「各艦に通達、ストライクダガー発進せよ!」
ドミニオン艦長
「こちらも新型3機発進用意!」
「「は!」」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
ルリ
「前方のトゥアハー・デ・ダナン、右90度旋回します。」
マリュー、ナタル
「「え!」」
光輝
「大丈夫だ。アークエンジェルはそのまま、トゥアハー・デ・ダナン追随すればいい。」
マリュー
「でもそれでは、地球軍とザフト軍の真ん中を横切る形になるわよ。」
光輝
「正確には真ん中の下、50mだ。
トゥアハー・デ・ダナンからビーム兵器を偏光・拡散するガスが出ている。
こちらは移動しているので、円筒状にガスは広がり、
側面を攻撃したビームは屈折して、ザフト軍と地球軍に中る。
その混乱の中、悠々と脱出できる。
こちらを追随しようとしても、地球軍とザフト軍が正面にいて転進できない。」
マリュー
「ミスリルの作戦は…」
光輝
「ミサイルの迎撃だけしていればいい。
対空システムは自動しておけば、ミスリル仕様に改修した艦は偏光データで確実に迎撃できる。
またミスリル艦同士は連携して分散してターゲットを攻撃する。
同じ目標を狙わないので、多くの目標を効率的に破壊する。」
Sideout
Side ムルタ・アズラエル
ドミニオンオペレータ
「アークエンジェルの後方、ナスカ級からの攻撃です。」
ドミニオン艦長
「応戦しろ!」
ドミニオンオペレータ
「アークエンジェルはナスカ級と間を横切る形で脱出します。」
アズラエル
「アークエンジェルを追いかけろ。」
ホフマン大佐
「だめです、こちらはナスカ級の正面です。
先に動いた方が不利となります。」
ドミニオン艦長
「最初からこの乱戦を目的とした罠です。」
アズラエル
「モビルスーツ隊に追わせろ。」
ホフマン大佐
「いけません。新型はフェイズシフトを切ってあります。
迂闊にこの戦闘宙域か
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