第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
555 〜俺たちのJustiφ's〜
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巻き、周囲のものをなぎ倒していく。
そしてそれが収まり始めると、「奴」の身体から蒼い炎が吹き出、その粒子が風に乗って流されていく。
「があああああああああああああああああああ!!!!!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!あああああああああああああああああ!!!!!!」
ズゴン!!!ドォン!!!!!!!!
そしてついにファイズが「奴」を貫き、爆発を起こす。
その後には「Φ」の跡が空中に赤く浮き上がる。
皆が変身を解いて集まる。
そこで蒔風は意識を失った。
プツン、と糸が切れたように、倒れ込んだ。
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「ッ!!は・・・・・ここは?」
「起きたか蒔風」
蒔風が目覚めるとそこは啓太郎の家だった。
額には濡れタオルが置いてあり、身体は包帯で巻かれている。
「大丈夫か?」
「・・・・・問題はないな」
拳をグッグッ、と握りながら蒔風が笑顔で答えた。
「さて・・・オレはもう行くさね」
「その怪我でかよ!!もう少し・・・・」
そこまでいいかけた巧の目の前にズビシと指をさす蒔風。
「そう言うなよ。行かなきゃならないんだ」
[Gate Open---KAMEN RIDER 555]
白いゲートが開き、そこに向かう蒔風。
しかしヨロリと身体がぐらつく。
その体を巧が支えたが、それでも蒔風は進む。
「・・・・・・がんばってこい!」
「おうさ。そうしてくるよ!!!」
グイッ、と巧の肩を押し、蒔風がゲートに踏み込む。
世界は止めない。
彼に戦い続けることを強要する。
どれだけ残酷なことになっても。どれだけ蒔風が傷つこうとも。
それが蒔風の使命なのだから。
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次の世界は魔術の世界。
七人の魔術師。七人のサーヴァント。
かつてこの地で行われた聖杯戦争
今はそれも終わり、おだやかな日々を送る毎日。
そこに降り立つ翼人。
この世界には真の聖剣が存在する。
to be continued
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