確かにこの世界は
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消えるもの、名前だったりは消えて当然なんだ。」
なんだかよくわからない
「まぁ、そうだろうね。兎に角名前とかはもう君には無いから自分で決めるといいよ。」
「僕は君に贈り物をしないとね。」
「さて、君に贈る力だけど簡単に言えば自分のナニカを上げる力なんだ。」
自分のナニカ?
「身体能力とかね。自分に関わること限定だよ。」
「それは倍化する感じで発動するんだけど10分の1から10倍の範囲だよ。」
「使いたいときは自分の中でイメージすればいいよ。」
10倍か…
「足りないって顔だね。」
「でも考えてみなよ。50メートル走の速さを7秒だとすると10倍なら0.7秒だよ。」
確かに…
「まぁ強い訳でもないけど簡単には負けないでしょ。」
ああ…ありがとう
「じゃあこれで君とはお別れだよ。」
まぁ神様だもんな、そうそう人が出会える存在でもないか
「そうそう訳だからね。この後は君の仲間の所に送るよ。」
そう言われた瞬間視界が暗転し、次の景色は
「おんし、どこから出てきた。」
唖然とするコミュニティノーネームと白夜叉であった。
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