暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1527話
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回転するようにして方向転換をする。
 これ以上ない程に強引な機体制御。
 トールギスの操縦に慣れたゼクスでも滅多にやらないだろう行動。
 ……いや、原作だと何度かやってたか?
 そんな機体制御をしながらも、Gというものには……正確には物理現象でダメージを負う事のない俺は、原作を思い出すような余裕すらあった。
 そもそも、この程度のGでどうにかなっていては、ニーズヘッグ……いや、シャドウミラーの機体に乗るのは無理だろうという思いがある。
 シャドウミラーの機体は、基本的にどの機体も高い機動力を持っている物が多い。
 だが当然ながら高い機動力を持っているという事は、操縦する際に高いGを受ける事になる。 
 それを何とかする為に、シャドウミラーのメンバーはエヴァとの戦いのように生身での訓練も積んでいるのだから。
 勿論マクロス世界から得たISCのようにGを一時的にキャンセル出来るようなシステムも積んでいる。
 だが、それはあくまでも一時的な物であり、結局のところは一定までしかGを貯め込む事は出来ない。
 そう考えれば、耐G能力というのはシャドウミラーにおいて必須のものと言える。
 ……まぁ、ネギま世界の住人と正面からやり合えるだけの身体能力があれば、Gに対しても強い耐久力を持つ事になるのは間違いないのだが。
 そんな風に考えながらも俺はトールギスを色々と操縦し……機体に特に何の問題もなく、普通に動かせるということを確認するのだった。
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