暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
提督のお手軽?イタリアンクッキング〜本格ピッツァ編〜
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
 さてと、先ずはピザ生地から行こうか。
材料(20cmサイズ3枚分)

・薄力粉150g

・強力粉150g

・イースト3g

・塩5g

・オリーブオイル2g

・砂糖3g

・水150cc

・ぬるま湯30cc

 先ずは強力粉、薄力粉、塩をよく混ぜ合わせる。この時イーストは入れないように注意な。塩とイーストは相性最悪、生地が膨らまなくなるからな。次はイーストの準備。ぬるま湯にイーストと砂糖を入れてかき混ぜる。イーストが発酵して細かい泡がたくさん出始めたらOKだ。水は入れない。イーストが発酵しなくなるからね。ここまで来たら、先程の薄力粉にイーストと水を加えて捏ねていく。ある程度纏まって来たらオリーブオイルを加えて更に捏ねる。水分が多いと感じて来たら、少しずつ粉を足す。ベタつきがなくなって生地に粘り気が出てきたら完成だ。使う分量毎に1枚分ずつに切り分けて、ラップでくるんで一晩冷蔵庫で寝かす。これは明日の分の仕込みだ。今日使う分は昨日の内に仕込んである。



 次はソースだ。先程作って残っているアラビアータソースが勿体無いから、使いきってしまおう。それとド定番、トマトソースも作っておく。

 トマト缶をベースに玉ねぎとニンニクのみじん切り、そこにクレイジーソルト。味見をして物足りなかったら、コンソメの顆粒を足しても良い。これだけでお手軽なトマトソースが出来る。

さて、生地を延ばすぞ。良くピザ生地を回して延ばすパフォーマンスがあるが、アレは流石に出来ん。ピザピール(ピザ窯の中でピザを回してるアレ)の上にピザ生地を載せて丸く延ばす。延ばした生地にトマトソースを塗り、フレッシュバジルとモッツァレラチーズを千切って載せたら、窯にそのままIN。中は妖精さんが薪で温度管理してくれている。報酬は後でスイーツ食べ放題で手を打った。

後は焼け具合を見ながら2枚目も準備していく。別のピザピールに生地を広げ、そこにアラビアータソース。更に具材にツナ缶とアンチョビを載せたら、此方にはゴーダチーズを使う。ご家庭でやるときは市販のピザ用チーズが良いと思うぜ。

そろそろ1枚目が良い感じだろう。ピザピールで窯の中のピザをクルクルと回して焼きムラを無くして、ピールに載せたら一気に引き抜く。

「お待ちどう様、ピッツァマルゲリータだ。」

ナポリピッツァの代名詞、ピッツァマルゲリータ。マルゲリータは昔のイタリアの女王の名前だな、カクテルにも同じ名前がある。3人がマルゲリータを熱々の内に堪能している間に、俺は2枚目の焼きに入る。

「どうだ?美味いか。」

「最高だよ提督〜!日本でこんなに本格的なピッツァが食べられるなんて?」

リベッチオはご満悦のようだ。イタリアとローマも黙々と食べている。気付くと、イ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ