第八十二話 アインクラッドの新たなる存在
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もっと深いところまで聞かれた。
アーサー「くぁああ。 よく寝た。」
ユウキ「おそよー。 アーサー。」
アーサー「何だ? その挨拶。」
ユウキ「時間が遅いからおはよー、じゃなくておそよー。」
アーサー「あぁ、なるほど。」
そのままカップにコーヒー的な何かを淹れて、ソファに座った。
アーサー「で、ルクス、だっけ?」
ルクス「は、はい! 何でしょうか!?」
アーサー「初めまして、では無いな。 多分。 何処で会ったかまでは覚えてないけど。」
ルクス「そ、そうですか。」
リズ「そ・ん・な・こ・と・よ・り、徹夜で何してたのか教えなさいよ。」
如何にも面倒くさいと言いたげな表情で取り出したのは龍爪剣、抜いて机の上に置いたけど、
アーサー「これが答えだ。 リズ、鑑定スキルで見てみろ。」
リズ「えっ、あっ、分かった。 ・・・・と、何々? えっ? 何これ。」
シリカ「どうしたんですか?」
リズ「基本スペックがUPしてる。 しかも新しく光属性と聖属性の効果が追加。」
サクマ「どういう事だ?」
アーサー「俺が徹夜で戦ったのは十層の《神龍》。 かつて俺に龍爪剣を与えてくれた奴だよ。 まさか、十二時間以上も戦うことになるとは思ってなかった。」
リーファ「先輩が倒すのに十二時間もかかるボスって。」
アーサー「アインクラッドの裏ボスの一体だとさ。 十層毎に配置されていて合計で十体居るらしい。 逆に言えば裏ボスもその程度の強さと言うわけだ。」
シノン「いや、アンタが言っても説得力に欠けるんだけど。」
アーサー「まあ、俺もやっててサブの武器何本もやられたからな。 倒すのに伝説級の装備が絶対に必要になってくる。」
リズ「武器がやられたぁ!? 全部、古代級武器かそれ以上のスペック持ってたのに!?」
アーサー「まあ、それは良いとして。 アルゴ、この情報はまだ秘密にしておいてくれないか?」
アルゴ「もちろんダ。 フロアボスで手一杯のプレイヤー達が裏ボスに挑んで負けて、情報源の奴を逆恨み、なんてよくある事だからナ。 その代わりそのボスの大体の強さ教えてくレ。」
アーサー「強さはLクラスだ。 礼に四月の大規模アップデート後に実装される新マップ、何か分かったらすぐに情報流す。」
アルゴ「現時点で発見されている中、及び、考えられている中での最強クラスカ。 了解。 交渉成立だナ。」
何かギルド内でそこそこ大きめの取引が成立したような気が、
ううん、気のせいだよね!
シノン「あ、そうだ。」
サクマ「どうした。」
シノン「五月にGGOでコラボが有るんだけど、来れる?」
シリカ「コラボ、ですか?」
シノン「えぇ。 バイオハザードコラボ。」
「「「「
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