51部分:第六話 恐怖軍団その二
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て差し上げます」
そう言うとすぐに前に出た。右手の爪でデスマスクに襲い掛かって来た。
「爪か」
「我が戦衣であるシトリは豹の頭を持つ魔神」
リィナはデスマスクにその爪で襲い掛かりながら言う。
「ならば爪があるのも当然です」
「まあそうだな」
「この爪を受けて。倒れるのですキャンサー」
上から大きく振り被り爪を繰り出してきた。
「パンサーファング!」
技の名を叫びながらデスマスクを引き裂かんとする。右斜め上から左斜め下に一気に切り裂いた。しかし。デスマスクはそこにはいなかった。
「何っ、いない」
「まあ確かに鋭そうだな」
何処からかデスマスクの声がした。
「ただし。当たればの話だがな」
「くっ、何処に」
「ああ、ここだ」
リィナの後ろにいた。既にそこに移っていたのだった。
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