第40話 開く扉(前編)
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らば来たまえ!引導を渡してやるよ、この私がな!」
フラガ
「くっそー!」
キラ
「ムウさん!」
Sideout
クルーゼとフラガは銃撃戦をしながら、建物に入って行く。
Side キラ・ヤマト
クルーゼ
「ここがなんだか知っているかね、ムウ?」
フラガ
「知るか、この野郎!」
クルーゼ
「罪だな、君が知らないというのは。」
フラガ
「…」
キラ
「ムウさん!」
フラガ
「キラ!」
クルーゼ
「キラ…生きていたか?君まで来てくれるとは嬉しい限りだ、キラ・ヤマト君!」
フラガ
「チィ…」
クルーゼ
「そうか…君がフリーダムのパイロットか!」
キラ
「ムウさん!」
フラガ
「キラ!」
キラ
「ハァハァハァ…」
フラガ
「何で来たんだ!」
キラ
「あのまま外で待つなんて出来ませんよ。マリューさんに、なんて報告すればいいんです?」
フラガ
「くっ…生意気…」
キラ
「…」
フラガ
「それよりお前、撃つ気あるならセーフティー外しとけ。」
キラ
「あぁ…。」
クルーゼ
「さぁ遠慮せず来たまえ、始まりの場所へ!キラ君、君にとってもここは生まれ故郷だろ?」
キラ
「えぇ!?」
フラガ
「引っかかるんじゃない!奴の言うことなんか、一々気にすんな!」
フラガとキラは建物の最深部へと誘導される。
奥にはこの研究所の実験設備があった。
フラガ
「何だここは?」
キラ
「ぅ…ぅ…うわ!」
フラガ
「くっ!」
クルーゼ
「懐かしいかね、キラ君?」
キラ
「え?」
クルーゼ
「君はここを知っているはずだ。」
フラガ
「ぇぇぃ!」
キラ
「知っている?僕が?…」
クルーゼの放った弾丸がフラガを捉えようとした時、
光輝が前に出て銃弾を掴み取る。
フラガ
「あっ!」
キラ
「ムウさん!
大丈夫ですか?」
フラガ
「…」
クルーゼ
「コウキ・イチジョウ!貴様まで来ていたとはな。」
キラ
「ぇぇぃ!」
クルーゼ
「殺しはしないさ。せっかくここまでお出で願ったのだから。
全てを知ってもらうまではね。」
クルーゼはあるファイルをキラ達の前にぶちまけた。
キラ
「ん?」
フラガ
「ぅ…、親父!?」
キラ
「え!?」
クルーゼ
「君もまた知りたいだろう?
人の飽くなき欲望の果て、進歩の名の下に狂気の夢を追った、愚か者達の話を?
君もまた、その息子なのだからな。」
キラ
「ん?」
クルーゼ
「ここは禁断の聖域。
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