第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
リトルバスターズ 〜希望という名の未来を〜
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・・・これとは異なる固有結界の持ち主か!!!」
「これって固有結界って言うんだ?」
「そうだが・・・・お前ら凄いな。"輝志"の力を使いこなす奴は始めてみた」
世界が塗りつぶされ、真人の固有結界「筋肉旋風(キンニクセンセーション)」が発動する。
それを確認した真人が、「奴」に向かって突進した!!!
「筋肉さんが通りまーーーーッす!!!!」
「バカか・・・・・返り討ちだぁ!!!!!」
真人のショルダータックルと、「奴」の蹴りがぶつかり合う。
「奴」の蹴りは一撃で地盤を砕くほどのもの。
本来ならば、比べるべくもなく真人の身体を二つに千切ってしまうだろう。
本来ならば
「グブッ・・・ガバアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
しかし宙を舞ったのは「奴」だった。
それもそうだろう。今この世界は真人による「筋肉至上主義」の世界となっているのだから!!!!
ただ力があるだけではこの世界ではだめなのだ。
この世界では「筋肉の総量」が絶対的な物となる。らしい。
それに関しては、蒔風と「奴」を含めても、真人がダントツで一番なのだ。
故にここにおいては真人に勝てる者はいない。
「へっ!!貧弱な筋肉だぜ!!!謙吾ぉ!!!」
「応ともさ!!!!」
そこに筋肉量第二位の謙吾が竹刀を構えて「奴」に突っ込み、その脳天をたたき割った。
顔面から地面に落ちた「奴」に、さらなる追撃で真人の踵落としが叩きこまれる。
「す・・・・げえ・・・・・」
「舜さん。こっちこっち!!」
「今治療しますから」
美魚と小毬に呼ばれ、右腕を差し出すように言われた蒔風がそのようにする。
すると見る見るうちにその腕が回復して言ったではないか。
「このメンバー敵なしかよ・・・・オレ必要なくね?」
「そんなことはありませんよ。貴方が来なければ、このような力を自覚できなかったと思います。さて、私も行きますか」
そこで真人の固有結界が解かれる。
おそらくはもう限界だったのだろう。
二人が戻ってきて、小毬が癒す。
「このクソッタレ共が!!!!寄ってたかってボコボコにしやがって!!!!ケルベロス!!!!!」
ゴガァ!!!!
その声に応じてケルベロスが跳びだし、一行の元へと走り寄ってくる。
それに向けて美魚がどこから取り出したのかバスーカ砲を構えた。
「んな!?」
「やっぱりこの世界内ではNYPは使えるんですね・・・・エネルギーチャージ!!!」
そういうとバズーカに何らかのエネルギーがたまっていく。
「なんなの!?ねえあれ何なの!?」
目の前の状況に完全に取り乱している蒔風。
無理もあるまい。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ