第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
リトルバスターズ 〜蒔風、それなりに落ち込む〜
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!?」
「廃部寸前の野球部のを勝手に使ってるだけだけどね」
そうしてリトバスメンバーと蒔風が部室へと向かう。
「それで、なんで入ろうとしたの?」
「そうだぜ。確かに俺たちは楽しく遊ぶグループだけどよ、今の活動はほとんど野球なんだぜ?」
「そうだな・・・・・じゃあ、話そうか。ここに主要、最主要が集まってることだし」
〜蒔風説明中〜
「と言うわけなんだよ」
その蒔風に、黒髪の女子生徒が言ってきた。
「信じられんな。世界だとかそんな話はお話の中の物だ。現実に持ってくる物じゃない」
「そんなぁ・・・・恭介は?」
「そうだな・・・・信じれば面白い話・・・・いや、理樹が狙われるのなら面白くはないが・・・・そういう話はオレも好きだがさすがに現実に持ってくるほどじゃあないな」
その恭介の言葉に皆がうんうんとうなづく。
みな、蒔風の話を信じられないと言う。
まあそれが普通の態度だろう。
しかし、次の蒔風の言葉でそれは一変する。
「何をおっしゃるか。悲劇の運命を覆すために虚構世界にて成長し、そしてみごとそれを打ち破った少年少女と、その世界の作り手たちが」
「「「「「「「!?」」」」」」」
その場の全員の視線が蒔風に注がれる。
「なぜ・・・・それを知っている?」
「いや、今なんか情報が頭にな、流れてきたんだよ。こう言うことがあったってな。まあ、あったってだけで詳細は知らないけどな」
「・・・・・・・・君は、世界を越えるとか言っていたね」
「んお?そだよ」
理樹の言葉に蒔風が答える。
「だったら・・・・何か一つ力を見せてくる?」
「いいよーーー。じゃあ・・・・これっ!!」
そういって空中に水を迸らせ、水流のパイプを作る蒔風。
それを見て理樹は納得した。
「うん、信じるよ」
「理樹っ!?」
「こんな物まで見せられたら反論できないよ鈴」
「ううう・・・・」
「ほらぁ、鈴ちゃん、今は理樹君がリーダーさんなんだから、理樹君を信じようよ」
「小毬ちゃんがそういうなら・・・・・・」
そういって小毬、と呼ばれたほんわかとした少女が手を差し出してくる。
「こんにちわ〜。私、神北小毬ですっ。よろしくね〜〜」
それに続いて次々と女子たちが挨拶してくる。
「わふっ!私は能美クドリャフカですっ!ないすちゅ〜み〜ちゅ〜」
「やっほ!はるちんは三枝葉留佳だよ!!」
「西園美魚です」
「うむ、私は来ケ谷唯湖だ」
「棗・・・鈴です・・・・・」
次々とあいさつを交わしていく蒔風。
と、そこで恭介が何処かに連絡しているのを確認した。
「恭介?
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