第6話
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せるためにカバートークンを強化して【シズギエル】を破壊したんだな。そういうことか。普通のプレイングならミスにしか見えないが、子供達から『壊獣』を穏便に除去するためのプレイングとしてなら正解なんだ。
「まあ、見せてやれない時もある。オレは『千変万化』様々なものに変化するのはデッキだけじゃない。デュエルスタイルだってそうさ。まあ、もう知ってるだろうけどね」
まあ、完全にヒール役だったな。うん、あまり思い出さないでおこう。【異星の最終戦士】怖い。
試合を終えてホテルに帰ってくると、セレナと遊矢の仲がぐっと近づいていた。予想はしていたけど、遊矢に絆されたか。分からなくはないけど、ライバルが増えるのは歓迎できない。まだ男女の仲を理解できないでしょうけど、今でも独占欲ぐらいは持てるでしょう。だけど、絶対に渡さない。
あった、お父さんが封印していたデッキ。お父さんはプロ時代に帝デッキ以外にもう一つのデッキを所有していた。だけど、あまりの強さに自ら封印したデッキがあるって遊勝叔父様が話してくれたことがある。よっぽどのことがなければ使うことがないデッキ。遊矢が少しの間借りて、自ら制限をかけても『四肢がもがれ、翼を剥がされ、牙を抜いてもまだ強かった』『ドラゴン族のサポートに入れたはずなのに、いつの間にかドラゴン族がサポートしていた』『首を落としたら首だけで他のドラゴンに寄生して暴れた』『巣を焼き払ったら胴体を暗黒物質で再構成した』と言わしめたデッキのリミットレギュレーション仕様。このデッキなら瑠璃にも勝てる。絶対に遊矢を取り戻す。
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