第6話
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合が終わるまでは部屋から出さないように」
「ああ、うん、分かった。オレの方でもちょっとは頑張ってみるよ」
せめて分かりやすいトラップカードを回避できるぐらいにはなってもらいたい。それでも柚子よりは強いけど護衛対象が増えるとか勘弁してほしい。
私の調子が悪かったわけではない。だが、私は遊矢に勝てなかった。そして今も
「ライフを半分払い【ヒーロー・アライブ】を発動。デッキから【E・HERO シャドー・ミスト】を特殊召喚。特殊召喚された【シャドー・ミスト】の効果を発動。デッキから【チェンジ】速攻魔法を手札に加える。【マスク・チェンジ】を手札に加える。手札から【融合】を発動。【シャドー・ミスト】と手札の【E・HERO バブルマン】を融合。闇を纏いし英雄よ、強欲なる水を操りし英雄と一つとなりて、悪を極寒の闇へと誘え!!融合召喚!!極寒を操る最強のHERO【E・HERO アブソリュートZero】そして、【マスク・チェンジ】を発動!!場の『E・HERO』を墓地に送り、同じ属性の『M・HERO』を特殊召喚する。最強のHEROよ、その力の全てを開放し、悪を打ち砕け!!変身召喚!!【M・HERO アシッド】そして【Zero】と【アシッド】の効果を発動!!【Zero】が場から離れた時、相手フィールドのモンスターを全て破壊し【アシッド】が特殊召喚された時、相手の魔法・罠を全て破壊する!!更に、【マスク・チャージ】を発動。墓地から『HERO』モンスターと『チェンジ』速攻魔法を手札に加える。【シャドー・ミスト】と【マスク・チェンジ】を手札に加える。【E・HERO エアーマン】を召喚して効果を発動、デッキから『HERO』を手札に加える。デッキから【E・HERO オネスティ・ネオス】を手札に加えて効果を発動。墓地に送り【アシッド】の攻撃力を2500アップさせる。総攻撃だ!!」
「うわああああ!?」
セレナ LP4000→0
「これがHEROの鬼畜の一部だ」
「これで一部だと!?」
「やろうと思えばLP10000位なら飛ばせるぞ。むしろエクストラデッキの枚数でこの程度になってるとしか言えないな」
これで抑えているだと!?
「お前は、何故そこまで強いんだ」
「別にオレが強いってわけじゃないさ。ただ、オレはカード達を輝かせたいんだ。どんなカードにも活躍させる方法があるはずなんだ。それを考えて、そうしたいと強く願ってデッキを組んで、カードを信じてドローする。それだけさ。オレが強いんじゃない。カード達がオレに力を貸してくれているんだ」
そう言って笑う遊矢のことが理解できない。理解できないのに切り捨てることが出来ない。意味がわからない。そんなことで強くはなれないはずなのだ。にも関わらず、遊矢は強い。それは
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