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Eipic19-Aその日、ミッドチルダ〜Midchilda Central Office〜
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義に付き合ったこともあるから、H&K PSG1をモデルにしているんだな〜って判る。

(ルシルが興味持ってるモノにわたしも理解を深めれば、ルシルともっと仲良くなれる、なんて思ってたからね〜。結局、途中で折れちゃったけど・・・)

これは確かに期待できるよ。“キルシュブリューテ”の納められた鞘を握る左手に力を込める。ヴィータも「プライソンの鼻っ面をへし折ってやる!」“グラーフアイゼン”の柄を握り締めた。そして・・・

「視認!」

「剣神モード!」

絶対切断のスキル、アプゾルーテ・フェヒターを発動させる。AMFなぞに影響されない魔力攻撃じゃなくスキルだ、負けはしない。っと、もうそろそろかな。ヴィータと頷き合って、右手で“キルシュブリューテ”の柄を握り、すぅ〜っと息を吸ってから止める。

≪マイスター! 全員がロックオンされた! 攻撃注意!≫

“キルシュブリューテ”から警告が入ったことで、わたしはベルカ魔法陣の足場シュヴァーベン・マギークライスを発動して着地。そして居合抜きの構えを取り、「ふっ・・・!」わたしは鞘から“キルシュブリューテ”を抜き放った。

――飛刃・翔舞連閃――

抜き放たれた“キルシュブリューテ”の刃から放たれるのは絶対切断の刃。わたしの魂の中に居るシャルロッテ様の真技、飛刃・翔舞十閃を、わたしなりにアレンジしたスキル攻撃だ。最初の抜刀で12、旋回しつつ“キルシュブリューテ”を鞘に収め、正面を向いたところでもう一度抜き放って12の斬撃を放ち、最後に縦一閃に振り下して4つ。全長1mほどの計28の刃を放つ。

「いっっけぇぇぇぇーーーーッ!!」

連閃を放ったと同時、戦闘機30機から一斉にミサイルが発射されてきた。1機につきミサイル10発同時発射ということで、300発がわたし達に向かって来た。わたしの連閃とミサイルが真っ向からぶつかって、「おお、誘爆!」ミサイルの爆発が連鎖的に起こっていく。だけど「エンゲージ!」攻撃を仕掛けてきた戦闘機30機は健在だ。

「全機、搭載兵装はミサイルポッド!」

「レールガンじゃねぇのは不幸中の幸いだな。さすがにレールガンじゃ防ぎようがねぇもんな!」

「まったくね・・・! 各員、その場で待機をお願いします!」

単独で戦闘機隊へと突撃。わたしの接近に戦闘機隊は迎撃じゃなくて軌道変更を行おうとした。さっきの攻防でわたしへのミサイルは意味が無いって判ったのかな。まぁとにかく、これはチャンスだ。

「絶刃――」

“キルシュブリューテ”の刀身に全長40mの絶対切断の刃を付加して・・・

「斬舞七支閃!」

そこから葉の無い枯れ木の如く、8〜25mほどのジグザグな刃を伸ばした広域斬撃を振るう。第三者から見れば、桜色に光り輝く枯れ木を振り回してる
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