暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic19-Aその日、ミッドチルダ〜Midchilda Central Office〜
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下は堪え切れずに吐いたけど。あ、わたしは耐えたよ、うん。
「地上本部の近くで戦うにはまずい相手ね」
モニターに映る4種の航空機をキッと睨む。何度か交戦したこともある機体もあれば、初めて見る機体もある。見たことのあるのは、赤黒い塗装をした、双発エンジン・
前翼
(
カナード
)
付き・外に向かって少し斜めにある2枚の垂直尾翼というデルタ翼機・“シームルグ”シリーズとされる戦闘機。
蒼い塗装の双発エンジン・カナード・前進翼・内に向かって斜めにある2枚の垂直尾翼を持つ、“シャックス”シリーズとされる掩護機。迷彩柄の長い胴体・後進翼・T字の垂直尾翼・エンジンは左右の主翼下に2基ずつの計4基の機体で、“マルファス”シリーズと呼ばれる輸送機。
(そして・・・)
漆黒の塗装の双発エンジン・カナード・可変後退翼・上下2枚ずつの計4枚の斜め尾翼から構成されている。4枚の尾翼の内、上2枚は上半角の付いた全遊動式水平尾翼で、下2枚は可動部のない
安定翼
(
ベントラルフィン
)
を持つ、“アンドラス”シリーズとされる攻撃機・・・だっけか。
「(何にしろ、全機を即撃墜!)ヴィータ!」
「ああ。先制で仕掛ける!」
戦闘機隊が到着するのを待ってちゃ地上本部近辺でやり合うことになる。流れ弾を今の丸裸の本部に突っ込ませるわけにはいかない。だから・・・
――ゲシュウィンディヒカイト・アオフシュティーク――
背中に展開してる一対の魔力翼ルビーン・フリューゲルを大きく羽ばたかせて、南方へと向かって飛ぶ。ヴィータも「おっしゃ!」わたしに続いた。
『こちら本局航空武装隊・第2212部隊! 機動六課よりデータを頂きました! ヴィータ先輩、自分たちもお供いたします!』
その途中で通信が入った。後ろをチラッと見ると30人の武装隊が居た。ヴィータは「お前ら!」嬉しそうに声を上げた。2212航空隊って確か、セレス、それにヴィータやシグナムの古巣の部隊だっけか。
「ああ!」
『同じく本局航空武装隊・第1013部隊! ヴィータ二尉、僕たちも協力します!』
「お願いします!」
さらに30名の本局の航空隊が参加してくれた。本局からの応援部隊は航空武装隊4隊になってる。うち半分の2隊が協力してくれるとなれば、一方的な不利にはならないはず。
『航空機隊のデータは見たか?』
『もちろんです。本日の警備任務のため、夢に見るほどにまで戦闘データを確認しましたので』
『それに各員、AMF対策は済んでいます。本局技術部が試験開発したデバイスを用意してきています』
「はっは!『期待してんぞ!』
展開されたモニターに映る航空武装隊の面々が持ってるのは、スナイパーライフル型のカートリッジシステム搭載デバイスだった。ルシルの銃火器談
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