暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic19-Aその日、ミッドチルダ〜Midchilda Central Office〜
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」になる。レールガンやミサイルなんてモンがいい証拠だ。なら「熱源を探せ!」それが一番だ。

――シュワルベフリーゲン――

『熱源・・・、あっ、ロケットの熱源ですね! シャーリー!』

『はい! 地上本部周辺の熱源を探知します!・・・』

順調にLASを無力化して行く中、「今度は何だ!?」ドォーン!と地上から爆炎が立て続けに発生した。遅れて「ぎゃぁぁぁ!」悲鳴がいくつも上がり始める始末。

『ヴィータ副隊長、大丈夫ですか!?』

「あ、ああ・・・」

目を凝らして見えるのは「おいおい、マジかよ・・・」惨劇だった。そう、バインドで捕らえてたLASが自爆しやがった。何がキッカケかは判らねぇが警備隊の何人かを巻き込んだらしく、血まみれになっている隊員たちが何人と居るのが判る。

「「「「Ahaaaaaaaa !!」」」」

「くそっ・・・。テメェら!」

――シュワルベーフリーゲン――

生きてんのか死んでんのか判んねぇが、負傷した隊員を避難させようとしている隊員たちにLASが襲い掛かろうとしてたから、すぐに迎撃を開始。また何体かを吹っ飛ばして、手の空いてるミッド式の隊員にバインドを発動させる。つうか、LASやガジェットを撃破できるだけのレベルの魔導師が足りてねぇ。

『ヴィータ副隊長! 熱源を確かに感知できました! 南方よりマッハ6で飛来! 数は2?・・・いえ、また増えた!? 時速260kmで飛来中が32の計34機! 距離16000と32000です!』

シャーリーからの報告を受けたあたしはLASへの攻撃を緩めることなく、南の空へと何度かチラッと見る。でも距離のこともあるが「ダメだ、見えねぇ・・・!」近隣のビルの明かり、さらには星の所為でまるで見えねぇ。

『こちら外周南東区画警備担当・機動六課! 負傷者多数および警備戦力の減少により、防衛ラインの維持が困難になっている! 応援を要請する!』

とにかく戦力を整えねぇと魔力シールドまで貫かれる。それを危惧しての応援要請をしながらまた上空を見て、「ん?・・・アレか!」飛来物を遠目だが捉えられた。赤い光・・・おそらくアフターバーナーが尾を引いてる何かが見える。ソレが「分裂!?」したのか、赤い光が10個くらいに分かれた。

「魔力シールドが・・・!」

その10個の赤い光が魔力シールドに着弾して、あの爆発音と衝撃が起きた。それで魔力シールドに大きなヒビが入りやがった。しかもそこを狙ってさらにガジェットが何十機と取り付く。あの攻撃は1回につき2発ごとだ。・・・ってことは、もう1発が迫って来てるはず。

『こちら外周北部警備担当! こちらも手一杯だ!』

『外周北東部警備担当! すまない、こちらも被害甚大だ!』

『外周北西部警備担当! こちら
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