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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
10話『新たなる力』
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クス』。
完全に四季が操る事を前提として作り上げられた四季の真の意味での専用機であるHi−νガンダム・ヴレイブと違い、ヴレイブの性能を落とす事無く他の人間が扱う為に開発された機体である。何気に機体としての総合力はヴレイブよりもインフラックスの方が高かったりする。
IS委員会からの要請でDEMから向こうに一時的に提出していた機体だったのだが……。
「あれが……奪われた?」
幸いにも四季による運用を前提として居ない為、特殊なシステムこそ取り除いているが、インフラックスはヴレイブとは違い他のパイロットでも十全にその性能を引き出せる機体である。敵に廻った場合は間違いなく強敵と言えるだろう。
「他に被害は……っ!?」
「無理しちゃダメよ!」
疲労の残る体を無理矢理動かそうとする四季を涙目で押し留める詩乃。
『それ以外は被害は無かった。寧ろ、新型の建設重機として作られている機兵の生産が順調で、各国で購入が進んでいると言う……どちらかと言うと吉報と言える事位だな』
機兵……スダ・ドアカワールドにあるパイロットが登場する人型のロボットを指す言葉だ。現在はDEMから『雑機兵ムアルジ』が建設作業用の重機としてDEMから販売されている。
それも、幸運にも“ある機兵”を入手できた事で研究が大きく進んだから、と言うべきだろう。
流石に他には技術が特別すぎて手を出せない為、機兵と言う一種の巨大ロボットは、通常の物でも嬉々として束まで入り込んで調べている程の未知の技術の塊なのだ。
『量産型νガンダムの方はまだ各国でのトライアルの最中らしいが』
最後にキャプテンはそう付け加える。幾ら最新鋭の機体と言っても行き成り全てを取り替えると言うのも無理な話なのだから、仕方ないと言えば仕方ない。
『インフラックスを強奪した組織が何者なのか調べるのは私達の仕事だ。何時敵として現れるかは分からないが、君の役目は休む事だ』
最後に、『緊急とは言えこんな時に連絡した私が言うのもなんだが』と付け加えてキャプテンガンダムからの通信が消える。
生徒が寝静まっている中、千冬と真耶は学園の地下に極秘で設置された部屋に来ていた。……最も、IS学園に忍び込んで、こっそりとその部屋を覗いている忍び装束のガンダム……『隠密ガンダム』には知られているのだが。
この部屋に二人が来たのはクラス対抗戦の後に運び込まれた……四季の破壊したシャッフルガンダムの残骸を解析するためである。
「…………」
「織斑先生、あのISの解析結果が出ましたよ」
「ああ、どうだった?」
「アリーナに突入した二機のISはあの黒い空間の中に吸い込まれて空間
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