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奇妙な暗殺教室
依頼の時間
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略と支配欲を巡らせているどす黒い野郎だ。俺はそう確信している。




「暇じゃあないさ……僕としてもこの学園としても君ほど優秀な人材がE組に行くということはA組にとって…いや、学園にとって大きな損失だと思ったから…一言激励に来たんだよ」



損失ね…確かにこいつにとっては優秀な手駒が1つ減る…という意味なんだろう。だが、




「激励も何もE組だろうがA組だろうが関係ない……むしろ俺の夢の実現には都合がいい。よって俺は条件を満たしてもA組に戻る気はさらさらない…理解したか?」




俺がそう言った瞬間……奴の顔色が変わった。例えるなら今までメッキで完璧に中身が見えない様に繕っていた外面の一部が割れドス黒い何かか見え始めた…ってところか





「なるほど……じゃあせいぜいE組で足掻くんだな」




そう言って浅野は去っていった。やれやれ…どうやら俺は奴の中にあるブラックリストに堂々と載ってしまったらしい。




「やれやれ面倒な事になったな……」




俺はそう言うと居心地の悪い教室から私物を一式回収するために教室に向かった。













「やれやれ…うっとうしい奴らだぜ」




俺は私物を全て回収して帰路へ着いていた。
が、ここまで来るのに他校の連中に絡まれたり俺のE組行きの事がいつの間にか知られたのか学校の連中が難癖つけて絡んで来たりと面倒な事があってちょいとばかし疲れた。
ん?その連中はどうしたかって?まぁ……色々やったけど気にすんな




「やれやれ……他校の連中に絡まれるのは何時もの事だが、ウチの学校の連中にも絡まれるのは面倒だな」



相変わらずの不幸体質に不安はあるが……これ以上の面倒ごとに巻き込まれない事を祈るばかりだ









「君が丈一郎君か?君のお爺さんから話は聞いている。私は防衛省の烏間というものだ」



「私は烏間さんの部下の鶴田と言うものです」




前言撤回今日の俺はとことんついていない様だ。俺が家に帰って来たや否やスーツを来た屈強な男が家に上がり込んで居てしかもジジイのしりあいと来た。嫌な予感しかしない



「ジジイの知り合い?ジジイの知り合いがここに来るときは大抵良からぬ事に巻き込まれるんだが……」




「良からぬ事と言えばその通りになってしまうのだが……今日来たのは君に頼みたいことがあってここに来た。そしてこれから話すことは国家機密であることを理解してほしい。他の人に話した場合は記憶消去の治療を受けてもらうことになる。」




記憶消去……やれやれどうやらこの手の依
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