ガンダムW
1524話
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の機体はその開発者との関係から、蔑ろに出来るものではない。
……まぁ、トールギスのスーパーバーニアを改修するというのに技術者としての責任のようなものはあるんだろうが。
「それと、お主達の部屋は用意したが……本当に一部屋でよいのか? 一応部屋は余っているから、それぞれ別の部屋にも出来るが……」
「心配するな。そっちに色々と秘密があるように、こっちも色々と秘密があるからな」
「堂々と秘密とか言うではないわい。……まぁ、秘密ついでに言っておくが、この船の一画は現在立ち入り禁止になっておる。その辺は理解して欲しい」
「分かった」
まず間違いなく、その立ち入り禁止区域にあるのはガンダムだろう。
それも、恐らくはウイングガンダムとデスサイズの2機種。
それを他人に見せたくないというのは分からないでもない。
だが、そうなると……デュオやヒイロと会うのは無理か?
「すまんな。お主のMSはきっちりと仕上げる。その辺は安心して欲しい。……では、部屋の案内はこの者に任せる。儂は色々と忙しいのでな」
そう言うと、ハワードは急いで俺達の前から去っていく。
言葉通り、本当に忙しいのだろう。
何しろ、現在この船にはMSが3機もあるのだから。……いや、リーオーも置いてあるから、合計4機か。
エアリーズも合わせると5機だな。
もっとも、リーオーはトールギスの部品取り用に分解されているらしいけど。
「じゃ、そろそろ案内しますね。こう見えて僕の方も忙しいので……」
ハワードに案内をするようにと言われて置いていかれた船員の言葉に、頷きを返し……俺と凛、綾子の3人は部屋に案内されるのだった。
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