―ティアドロップ―
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バーズ――《No.53 偽骸神 Heart−eartH》、《No.61 ヴォルカザウルス》の二体をエクシーズ素材にし、ナンバーズの皇《No.93 希望皇ホープ・カイザー》がエクシーズ召喚される。皇帝の名を関しているが、ステータスは特に強力という訳ではなかったが――その圧倒的な威圧感は、既に吹雪と亮に吹き飛ばさん程だった。
「《No.93 希望皇ホープ・カイザー》の効果! このモンスターのエクシーズ素材の数だけ、エクストラデッキから直接、ナンバーズを特殊召喚する!」
「――――ッ!?」
「皇帝の名の下に集え! 《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》! 《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》! 《No.46 神影龍ドラッグルーオン》! 《No.85 クレイジー・ボックス》!」
四体のナンバーズがあっさりとフィールドを埋め尽くし、そのいずれもが攻撃力3000を誇り、同数のレッドアイズと立ち向かっていく。ただし攻撃力3000を超えるモンスター、《流星竜 メテオ・ブラック・ドラゴン》は《No.61 ヴォルカザウルス》に破壊されてしまい、対抗出来るモンスターはない。その中にダークネスに侵された吹雪が使っていた、《No.46 神影龍ドラッグルーオン》の姿もあり、知らず知らずのうちに吹雪は舌を巻く。
「この効果を使った時、ホープ・カイザーのエクシーズ素材は一つ取り除かれ、相手に与える戦闘ダメージは半分になる……効果は無効にされているが、エンドフェイズに自壊する、なんてに甘いことは考えるなよ」
戦闘ダメージの半減とエクシーズ素材の一つと、特殊召喚されたナンバーズの効果は無効化されるという代償のみで、類似効果のよくある自壊デメリット効果はない。まだホープ・カイザーに効果は残されている可能性もあり、レッドアイズに守られながらも、吹雪は相手から感じる威圧感を抑えられることはなかった。
「バトル! 《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》で、《真紅眼の鋼炎竜》に攻撃!」
「まだだ! 《真紅眼の鋼炎竜》の第二の効果! オーバーレイ・ユニットを一つ取り除き、墓地からレッドアイズを特殊召喚出来る!」
《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》に破壊される直前に、《真紅眼の鋼炎竜》もまた、最後の抵抗に墓地からレッドアイズを呼ぶ。その直後に拷問機械によって切り刻まれてしまうものの、吹雪のフィールドに希望を繋げていた。
吹雪&亮LP2450→2350
「レッドアイズどもを破壊しろ、ナンバーズ!」
「っつ……!」
吹雪&亮LP2350→1450
残るレッドアイズたちも、攻撃力3000のナンバーズたちにそれぞれ破壊され、吹雪と亮のライフポ
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