50部分:第六話 恐怖軍団その一
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宇宙は狂闘士の禍々しいものだった。
「私は伯爵、シトリのリィナ」
もう一人も名乗ってきた。こちらは褐色の肌に黒い目に黒のショートヘア、やはり少女であるが活発な印象を与えていた。何と二人共少女だったのだ。
「以後お見知り置きを」
「キャンサーのデスマスクよ」
「女かよ」
デスマスクの二人の名を聞いた最初の感想はこうであった。
「狂闘士は女も多いって聞いていたけれど早速出て来るとはな」
「生憎ですが女といっても」
「私達を侮らないことです」
「ああ、それは安心しな」
心まで身構えてきた二人に対して左手を軽く、スナップさせるようにして横に振ってから答えてきた。
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