ガンダムW
1523話
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り用意して欲しい」
「……OZ?」
俺の言葉に、ハワードの雰囲気が固くなる。
ちっ、しまった。今はスペシャルズだったな。OZってのはそれ程有名じゃなかった。
いや、だが誰も知らないという訳ではない。
連合軍のスペシャルズの方が圧倒的に名前は知られているが、それでもOZという組織名は民間軍事会社……いわゆるPMCとして、ある程度情報に聡い者であればその名前を知っていてもおかしくはない。
「そのくらいの情報は持ってるさ。忘れたのか? 俺はトールギスがコルシカ基地に保管されているのを突き止めて、それを盗み出したんだぞ? OZの名前くらいは当然知ってるし、その背後にロームフェラ財団がいるのも理解している」
まぁ、勿論これは俺が原作知識として知ってたんだけどな。
ただ、今も口にしたようにOZというのはちょっと調べるつもりがあれば調べられる程度に情報は出ている。
基地でこの世界の情報を集めていた時、普通にOZとか出て来たしな。
「ふむ……そうか。お主の要望は分かった。じゃが、それはかなり厳しいぞ? パイシーズ、キャンサー、トーラスはどれもが最新機じゃ。それこそ、まだ連合軍ですら殆ど使用されていない程のな。そんな中でその3機種を入手するというのは、かなり厳しい」
「だろうな。実際その3機種を入手するのが厳しいというのは理解している。だから、必ずとは言わない。可能であればでいい」
「ふーむ……そういう事であれば、手を回してもいいか。じゃが、もしその機体を得る事が出来たとしても、相当に高額になると思うが……」
そう尋ねてくるハワードに頷きを返し、こうして色々な意味で俺にとって収穫のある日は過ぎていくのだった。
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