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転生とらぶる
ガンダムW
1523話
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辺は当然か。

「お主……本当に何者じゃ? あのGに耐えることが出来た。……それはまぁ、何とか無理矢理にでも納得しよう。じゃが、あのGで振り回されて訓練装置から降りた後に、そんなに普通に立って歩けるというのは……正直、信じられん」
「ま、その辺は俺にも色々と秘密はあるんだよ」

 特殊な訓練とか言おうと思ったが、どんな訓練をしたのかと聞かれれば言葉に困るので、取りあえずその辺で止めておく。
 このまま話を続ければ、色々とこっちの情報を喋ってしまいかねない。
 そうならないように、今俺がやるべきなのはトールギスへの件へと話を戻す事だった。

「それで、トールギスの件は引き受けてくれるという事でいいんだよな?」
「うむ、引き受けよう。冗談や強がりじゃと思っておったんじゃが、まさか本気でこのGにも耐えるとはな。正直なところ、お主の身体を解剖してみたいわい」
「おいおい、物騒な事を言うなよ」

 冗談で言っているのだろうとは思うが、ハワードもドクターJを始めとする科学者の元同僚だ。
 そう考えれば、解剖とか言われると本当に冗談なのかというのは疑問に思ってしまう。

「別に冗談ではないわい。……まぁ、いい。お主の希望通りトールギスはしっかりと儂が改修しよう。スーパーバーニアの件も含めてな。じゃが……トールギスというのは、リーオーやエアリーズと違い、一機だけのMSじゃ。当然足りない部品は作らなければならない。……ああ、お主のリーオーを使ってもよいのであれば、多少は何とかなるが……どうする?」
「どうすると言われてもな。……別に部品は新品であればいいって訳じゃないんだろ?」
「うむ。部品によっては多少摩耗しておった方が良い性能を出すことも珍しくはないな」
「となると、そういう部分はリーオーの物を使って、それ以外は新規で頼む。とにかく、最高のパフォーマンスを発揮出来るような状態にして欲しい。報酬の方は、以前見せた金の延べ棒をアタッシュケースで多目に渡すよ。ああ、それと当然だけど補充用の部品はある程度数を揃えてくれると助かる」

 これからも暫くの間はトールギスを使っていく予定なのだから、補充用の分は幾らあっても困るという事はない。
 いや、本当に大量に作られたりすれば、多くて困るだろうが。
 いざとなれば空間倉庫があるから、収納場所に困りはしないだろうが……ハワードに空間倉庫の事を教えるのはちょっとな。

「ああ、そうだ。そう言えばそっちで手を回して、キャンサーとパイシーズ、トーラスとか入手出来るか?」
「……何じゃと?」

 突然俺の口から出た言葉が信じられなかったのだろう。ハワードがマジマジと視線を向けてくる。……まぁ、サングラスを掛けてるから、しっかりとは分からないが。

「MSだよ。出来ればOZのMSを一通
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