第2章:異分子の排除
閑話4「人間の限界と人外」
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名前は八神はやて....八神がお世話になっている親戚だったな。
ちなみに、このことは八神本人には知らせていない。
「...で、どうしたんだ?発明品が爆発でもしたか?」
【逆だよ逆!上手くいきすぎて傍から見てるこの束さんが近寄れないレベル!】
「.....訳わからん。」
こりゃあ、直接見た方がいいかもな。
「悪い。社長から大至急のヘルプが入った。ちょっと行ってくる。」
「あ、ああ...。随分と慌ててたようだが...。」
「うちの研究馬鹿が調子に乗りすぎているみたいだ。八神、悪いがお前もついてきてくれ。」
「....?わかったが...。」
適材適所という訳で、八神も連れて行くことにする。訳は道すがら説明しよう。
...というか、さっきの会話、恭也には聞こえていたのか...。
「...他言無用で頼む。」
「.....わかった。」
また後で対価を持っていくか。
「それじゃあ、秋十君、マドカちゃん、ユーリちゃん。後は自分で帰ってくれ!じゃな!」
「桜さん!?....もう行ってしまった...。」
急いだ方がいいので、準備が整った八神を抱え走り出した。
途中でタクシーを捕まえ、急いで会社へと向かってもらった。
「さーくーん!!」
「あ、あ、主!?何を!?」
その日、ワールド・レボリューションで一悶着あったが....それはまた別の話。
とりあえず、フルダイブ型VRゲームについて“三人寄れば文殊の知恵”ばりに開発が進むのはいいが、その過程で周りに迷惑をかけるのはやめてくれ。
俺と束と八神の怒号が飛ぶまで、それは終わらなかった。
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