暁 〜小説投稿サイト〜
IS〜夢を追い求める者〜
第2章:異分子の排除
閑話4「人間の限界と人外」
[10/10]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
名前は八神はやて....八神がお世話になっている親戚だったな。
 ちなみに、このことは八神本人には知らせていない。

「...で、どうしたんだ?発明品が爆発でもしたか?」

【逆だよ逆!上手くいきすぎて傍から見てるこの束さんが近寄れないレベル!】

「.....訳わからん。」

 こりゃあ、直接見た方がいいかもな。

「悪い。社長から大至急のヘルプが入った。ちょっと行ってくる。」

「あ、ああ...。随分と慌ててたようだが...。」

「うちの研究馬鹿が調子に乗りすぎているみたいだ。八神、悪いがお前もついてきてくれ。」

「....?わかったが...。」

 適材適所という訳で、八神も連れて行くことにする。訳は道すがら説明しよう。
 ...というか、さっきの会話、恭也には聞こえていたのか...。

「...他言無用で頼む。」

「.....わかった。」

 また後で対価を持っていくか。

「それじゃあ、秋十君、マドカちゃん、ユーリちゃん。後は自分で帰ってくれ!じゃな!」

「桜さん!?....もう行ってしまった...。」

 急いだ方がいいので、準備が整った八神を抱え走り出した。
 途中でタクシーを捕まえ、急いで会社へと向かってもらった。













「さーくーん!!」

「あ、あ、主!?何を!?」

 その日、ワールド・レボリューションで一悶着あったが....それはまた別の話。
 とりあえず、フルダイブ型VRゲームについて“三人寄れば文殊の知恵”ばりに開発が進むのはいいが、その過程で周りに迷惑をかけるのはやめてくれ。

 俺と束と八神の怒号が飛ぶまで、それは終わらなかった。














[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ