第2章:異分子の排除
閑話4「人間の限界と人外」
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かれる。
「いたたた...とりあえず、翠屋に来るようにだって。」
「分かった。シャワーを浴びて行くから、先に行っておいてくれ。」
恭也がそう言って、風呂場の方へ行く。
...俺もさっきので汗を掻いたし、同行させてもらうか。
「あ、じゃあなのはとシグナムちゃんも入ってくる?」
「...あの、“ちゃん”はやめてください...。」
高町姉の呼び方に八神がそういう。...確かに合わないな。
「うーん...私たちは遅いから、お兄ちゃんが先に入ってて。」
「そうか?ならそうさせてもらうが...。」
「あ、俺も行くよ。」
恭也についていき、俺はシャワーを浴びさせてもらった。
「わぁ....!」
「へぇ...これがあの....。」
しばらくして、俺たちは翠屋へときた。
シャワーとその着替え?特に描写する事でもないし、着替えは拡張領域に仕舞ってた。
ちなみにこの拡張領域はISについているものではなく、その機能だけを用いた簡易的な倉庫だ。
「翠屋特製シュークリームよ。さぁ皆さん、ゆっくりしていってね?」
高町達の母親...高町桃子さんの言葉に、一斉に皆がシュークリームを手に取る。
...まぁ、スイーツ系の雑誌のランキングにも載る店の商品だからな...。
「おいしそう....いや、絶対美味しい!」
「マドカさん...食べる前からそれは....いえ、確かに同感ですけど。」
マドカちゃんの言葉にユーリちゃんは苦笑いしながらも同意する。
...やっぱり、女の子はこういうスイーツは好きなんだろうな。
「それにしてもなのは、随分と色んな人を連れてきたわね。」
「えっと...ダメだった?」
「別にいいわよー。むしろIS学園でも上手くやってるって安心しちゃった。」
シュークリームを食べながら、高町親子の会話を見る。
...それにしても、高町の母親若すぎないか?
「しかしこのような街中にこれほどまでの剣の使い手がいたとは...。」
「シグナムも我流なのにここまでできるのは凄いと思うよ?」
シュークリームの美味しさに驚いているユーリちゃん達を他所に、八神と高町がそんな会話をしている。
「あむ.....。...私としては、なのはさんが翠屋の店長の娘さんだった事に驚きですよ。」
「そういうユーリだって今話題の会社の一員だよー?」
一番“普通”に近いのは八神だけだな。俺たち。
「いやしかし...本当に篠ノ之博士に似ているね...。体格的にも女性に近いし。」
「幼い頃は何気に気にしてましたね。今となっては誰かをからかうのに使えますが。」
恭也の親である高町
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