第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
Change8:はぐれ神父とシスター〜Berserk and philanthropist〜
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撃った銃弾を全てあの刀で切ったのかよ?人間技じゃないぞ、あれは!
「お!仲間を守るてっやつですか?ああ〜僕ちん感動でヘドが出そうだよ。」
「神父とは思えない、下品な言い方だ。」
『同感てっ共感したいところだが、どうやら招かれざる客が四人こっちに来ているようだな。』
「そうね、本来なら負傷したイッセーを回収してさっさと私達の拠点に行きたいのだけれど、生憎私が使う転移魔方陣は私の眷属しか転移できないわ。そこにいるシスターはともかく、シンはどうしようかしら・・・」
そうなのかよ?アーシアとシンは一緒に逃げられないのかよ?一体どうすれば、
「あっひゃひゃひゃ!!!残念だねぇ〜どうやら君は逃げられない様だなぁ。悪魔どもを逃がすのは、嫌いだが堕天使様と僕ちんで君を痛ぶれるZE!」
『・・・・』
シンの事を高笑いしている神父の顔面に、無言でシンの右ストレートがヒットした。
バキィ
「ボヘェア?」
神父はあられもない声をだし家の壁を突き抜けて吹っ飛んでいった。
てか、シンが顔面殴るとき気のせいか、骨が折れる音がしたぞ。
『とりあえずリアス部長、イッセーを連れて早く逃げて下さい。俺の事は大丈夫です、そこにいるシスターも俺が保護しますので。』
「貴方を信じていいのね・・・・」
「ちょっと待ってリアス!シン君は人間よ?いくらはぐれ神父を倒したとはいえ彼一人置いていくのは危険過ぎるわ!」
朱乃さんの言っている事は確かだ。いくら凄い兵器をシンが使っているとはいえシンは人間だ、だが俺は心のどこかで『シンなら大丈夫』と思っている。
『朱乃さんに他の皆も俺の事は気にせず先に撤退してください。この程度の人数なら余裕なので、それに・・・』
シンは再び俺たちの方に顔を向けてきた。シンのいまの姿で表情はわからないが、なぜだろうか・・・心の底から信頼できる感じがした。
『たかが井の中の蛙に殺される気は毛頭ありません。』
そして俺はシンの悠々とした姿を見ながら転移の光に包まれた。
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