暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神
第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
Change7:はぐれ悪魔の討伐・後編〜A desire into a desire〜
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「こざかしい小娘ごときがぁぁぁ!その紅の髪のように、お前の身を鮮血で染めてあげてやるわぁぁ!うきゃきゃきゃ!!!」

どうやらこいつは俺たちを殺すみたいだが、このはぐれ悪魔は相手との力量の差がどうにも解らないみたいだな。

「雑魚ほど洒落た台詞を言えるものね。祐斗!」

「はい、部長。」

木場がリアス部長の合図と共にバイザーに向かう。
中々いい早さだ、だが俺はしっかりと視認できるが。

「イッセー、シン。さっきの続きをレクチャーするわね。まず祐斗の役割は『騎士』、特性はスピード。『騎士』となった者は速度が増すの。そして祐斗最大の武器は剣よ。」

木場は黒い輝きを放つ長剣を鞘から抜き放ち次の瞬間、バイザーの悲鳴が木霊した

「うぎゃゃゃゃゃゃ!!!!!」

するとバイザーの腕が二本とも切断され、傷口から鮮血が飛び散っていた。
中々いい剣捌きだな。バイザーの腕が綺麗に切断されている。

「これが祐斗の力。常人じゃ見えないほどの速さと達人級の剣捌き。二つが合わさる事で、祐斗は最速の剣士になれる。次は小猫よ。あの子は『戦車』。特性は・・」

「小娘が!死ねェェェ!」

バイザーが近くにいた小猫を踏みつけるが、徐々にバイザーの足が浮き始めバイザーの足の裏には両手でバイザーの足を押し返す小猫がいた。

「『戦車』の特性はシンプル。バカげた力と屈強な防御力。あの程度の悪魔では小猫を潰す事は出来ないわ。」

「・・・吹っ飛べ。」

そして小猫はバイザーの足を完全に持ち上げ、投げ飛ばしバイザーの腹の部分を殴った。それにしても本当に馬鹿げているな、小猫の体格であの巨体を投げるとは、

「さて、次は・・・・」

リアス部長がそう言い掛けたその時、斬り落とされたバイザーの片腕ともう片腕が
突然動きだしリアス部長に向かっていた。俺とイッセーには見えているが、リアス部長からだと完全に死角になっており気づいていない。イッセーもわかっている素振りを見せていたので、

「イッセー、あの両腕を上に跳ね上げろ。機人化(スレイヴ)

「おう!来い神 器(セイクリッド・ギア)!」

『Boost!』

俺は以前発現した“緋晶機人“になりそのまま跳躍し、イッセーがリアス部長に襲いかかる両腕を上に殴り飛ばし、上に跳躍していた俺は腰にある装備《ジー・エッジ》を抜刀し跳ねあげられたバイザーの両腕を無数に切り刻んだ。

「あ、ありがとう二人とも・・・」

「い、いえ!体が勝手に反応しただけですし・・」

『俺もイッセーと同じだ。それにしてもとっさの指示とはいえ、よく動いてくれたな。いい動きだ、イッセー。』

「ああ!それにしてもこれがお前の操る兵器か・・・なんかかっこいいな?」

俺とイッセーはそ
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