第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
Change7:はぐれ悪魔の討伐・後編〜A desire into a desire〜
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ういいながらハイタッチをした。
それにしてもこれがカッコイイか、そんな感想久し振りに聞いたな。
「あらあら、部長に手を出そうとするなんて、そんな悪い子にはお仕置きですわ。」
朱乃さんは、怪しい笑みを浮かべながら小猫が殴ったバイザーの近くにより天井にてをかざした。すると朱乃さんがかざした手から稲妻が走りそして、稲妻がバイザーに落ちた。
あれが魔法か、便利そうだな。
「アガガガガガッ、ガガガガガガッッ!」
「あらあら。まだ元気そうね?まだまだいけそうですわね。」
「朱乃は『女王』、私の次に強い方に入るかしら。兵士、騎士、僧侶、戦車、全ての力を兼ね備えた無敵の副部長よ」
つまり王以外の駒の力を使えるわけか。悪 魔 の 駒てのはこんな事もできるのか。
さらに朱乃さんの手に稲妻が走りバイザーに再び落ちる。
「ぎゃぁぁぁぁぁっ!あ“ぁぁぁぁぁぁぁ!」
朱乃さんはそのまま、三回四回とバイザーに稲妻を落としていった。しかも表情は冷徹な瞳、そして冷たい笑顔、そして若干頬が赤く染まっていた。まるで何かを楽しんでいるような感じに見えた。
まさかとは思うが朱乃さん・・・・・
「朱乃は魔力を使った攻撃が得意なの。雷や氷、炎などの自然現象を魔力で起こす力ね。そして何より彼女は超がつくほどの究極のSよ」
リアス部長が当然のように説明しているが、SはSでもこれは以上だな。
「・・・朱乃さんは絶対に怒らせないようにしておこう・・・・」
イッセーが怯えながら呟いた。俺もそうしよう・・・・
そして朱乃さんの攻撃が終わりリアス部長がバイザーの側に近づいた。
「最後に言い残す事はあるかしら?」
「殺せ」
「そう。なら消し飛びなさい」
リアス部長が冷淡な声音で言葉を返すと、リアス部長の手に紅と黒が混じったオーラが現れそのオーラの塊がバイザーに打ち出されバイザーは消滅した。
あの力・・・凄いな、あの巨体をほぼ一瞬で消滅させるとは、
「イッセー君、シン君あれが部長の力“滅びの魔力だよ。滅びの魔力は触れた対象を消滅させる力を持っているんだ。部長は別名“紅髪の滅 殺 姫と呼ばれているんだよ。」
消滅の魔力に、滅 殺 姫か、凄い主だなイッセー。
「終わりね、皆、ご苦労様」
部長が俺たちにそうゆうと、周りの緊張が解けた。
そんな中、イッセーが恐る恐る部長に何かを聞いていた。
「あ、あの、部長・・・俺の下僕としての役割ってなんですか?」
確かに一体イッセーはなんの役割の駒だろうか・・・
「『兵士』よ。イッセーは『兵士』なの」
その言葉とともにイッセーは落ち込むように、し
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