16連打で異世界へ
[2/2]
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
覗いた。すると箱の中に1枚の紙を見つけた。もしかしたらこの紙にこのボタンの事が書かれる筈だと思い、紙を読み始めた。
『やっほー、神様だよー♪』
俺はこの文字を見た瞬間にビリビリに破いて捨ててしまおうかと思ったが、思いを抑えて続きを読んだ。
『日常生活がつまらないと思っているそこのアナタ!!なんとこのボタンを押すと異世界へワープします!!コレで君もLet’sゼロから始める異世界生活!!』
「…………は?」
読んだせいで更に意味が分からなくなった気がしないでも無いし、聞き覚えのあるタイトルが書いてあったけど、整理すると……。
「え!?俺異世界に行くの!?」
そんな有り得ないことを言っていると俺の体が徐々に光りだした。
「な、なんだ!?体が光ってる!?」
まさかホントに異世界に?そんなことを考えながらチラッとさっきの紙を見ると、
『注意 ※異世界へ行く際は充分な準備をしてから行きましょう。死ぬ恐れがあります。』
「聞いてないんですけどぉ!?」
俺の体は眩い光を放ち消えた。部屋にはボタンだけがポツンと取り残されていた。
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ