7話『復讐者とレーティングゲーム』
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の勝利となります』
新校舎の屋上から聞こえてきた爆発音と共に、メイド悪魔の声が聞こえてきた。
「どうやら、お兄様が勝ったようですわね」
「なに?なら、俺はどうなる?」
「このゲームはもう終わりますわ。だから、貴方も転移する前のもとの場所に戻る筈です」
「....け..な。ふざけるな!俺はまだあのクソ悪魔を殺してねぇんだよ!」
そう言っている俺も、体が光に包まれている。
「絶対に殺してやる!聞いておけよ、魔王!俺はお前等、悪魔をこの手で殺す!一人残らず、全て殺し尽くす!それだけは、忘れるな!」
そう言い終えた俺は、完全に光に包まれ、グラウンドから姿を消した。
〜一誠Said〜
「修!」
「夜鞠君!」
小猫ちゃんがライザーの『女王』にやられ、俺は木場と合流した。
そして、そのまま修がいると思われるグラウンドに向かい、修を見つけて叫んだ。
「修!加勢しに来たぞ」
修に近づきそう言う。
「………邪魔だ。さっさと消えろ。俺の邪魔をすれば、お前等だろうと斬り殺す!」
だが、返ってきた言葉は邪魔をするなというものだった。
「修………それでも、俺はお前をッ!?」
それでも俺は諦めずに修を説得しようとすると、修が俺に向けて刀を振り下ろしてきた。
ギィンッ!
痛みが感じられず、咄嗟に瞑った目を開けると、修が振り下ろしてきた刀は、木場が止めていた。
「夜鞠君。今のは本気でイッセー君を斬るつもりだったね?」
「……邪魔をすれば、斬り殺すと言った筈だ」
「………わかった。部長のところに行こう、イッセー君」
修との睨み合いが続くなか、木場がそう言ってきた。
「木場!?でも、俺は!」
「さっさと行け。邪魔だ」
「……絶対勝てよ、修」
最後まで修を説得したかったが、ひく様子のない修を見て、俺は部長の元へと行くことを決めて、そう言った。
修とは別に、ライザーがいる屋上へ向かった俺と木場は、屋上に着くとすぐに部長とアーシアの前に割って入った。
「アンタの相手は俺たちだ」
「イッセー、祐斗!」
「イッセーさん、木場さん!」
「フッ、ドラゴンの小僧と『騎士』の小僧か。レイヴェルの奴、見逃したのか」
『リアス様の「女王」一名、戦闘不能!』
「なっ!?朱乃が負けた
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