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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
激戦のロドリグ星C
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第9中隊にいたときに在籍していたのメンバーを教えてはもらえないだろうか?」と碓氷が遠慮がちに言ってきた。
「ダイ―――カミナガ中佐、よろしいでしょうか?」よしよし、タケルちゃんもさすがにわかってきたか。
俺が許可すると、「えっと、中隊長は伊隅みちる大尉、メンバーは速瀬水月中尉、宗像美冴中尉、あとは少尉で風間祷子、涼宮茜、柏木晴子、榊千鶴、御剣冥夜、彩峰慧、珠瀬壬姫、鎧衣美琴、そして自分です。」タケルちゃんが感慨深い表情で答える。
「ちょっと待って下さい!速瀬水月?それもしかしたら自分の同期なんですが?」びっくりした表情で孝之が叫ぶ。慎二も同様の表情だ。
「?もしかして涼宮遥中尉もご存じですか?」タケルちゃんは、速瀬水月と涼宮遥が同期の上仲が良かった事を思い出し、そう聞いてみた。
「もちろん!遥も自分の同期です!」孝之は気になっていた自分の同期の娘たちの名前が聞けてとても嬉しい思いとともに、彼女たちが自分たちがいなくなった後に同じ部隊に所属していたことに驚いた。
すぐにでも地球に帰りたい思いでいっぱいになった。

ここで、遠野は気になっている事を質問した。「我々は地球へ帰れるのでしょうか?」
それなんだよねー。たぶん俺の勘が間違っていなければだけど―――「君たちは、我々とBETAが戦っているど真ん中に転移して来たんだ。その原因はまだわかっていない。だが、ひとつわかっている事は、エレミア星系にBETAの降着ユニットが現れたのは我々が星系内の時間短縮移動に使用している亜空間ゲートからなのだが、その中に向こうとつながっているワームホールが存在しているはずなんだ。」

「・・・・きっとそうですね。でも太陽系とつながっているとは限らないのではないですか?」碓氷はさすがに香月夕呼配下だけあって賢いな。
「ああ、実はそれなのだが現在君たちがここにいるという事は、ワームホールのチャンネルは、向こうの太陽系である確率が高いと考えている。」
「なるほど・・・・でも確証を得るまでではないのでしょう?」
「実はこちらで降着してしまったBETAの殲滅作戦が終わったら、無人偵察艦を送ろうかと思っているんだ。そうすればはっきりとするだろう」
「そうですね。早く判明することを願います」碓氷は縋るような目でダイスケを見つめる。」

さて、話を変えないとな。
俺はタケルちゃんに目配せして、予め相談して決めた事をタケルちゃんの口から伝えさせた。
「話は変わって皆さんはこちらのスクワイエルえっと―――戦術機みたいなものですが、興味はありますか?」
「もちろんです!どう見ても不知火よりも性能が段違いで高いと思われるし、色々知りたい、乗ってみたい!」遠野がすぐに食いつく。
他のメンバーも皆目がキラキラしているところを見ると同じ意見らしい。
「偵察艦派遣を決めて
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