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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
激戦のロドリグ星C
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下さい。」と答える。
彼らの所属部隊は国連軍の特殊部隊である。軍機に抵触するためみだりに情報を出すことが出来ない。
「・・・了解しました。では改めて、鳴海少尉と平少尉、我々は帝国本土防衛軍第8師団第68戦術機甲大隊第3中隊の所属で、私は遠野優理中尉だ。あとは左から順に、一ノ宮志乃少尉、笹川麻里亜少尉、松山佳代子少尉、築山亮子少尉だ。宜しく頼む。」
「はっ!よろしくお願いします!」
孝之と慎二はようやく自分たちの知る世界の人間に会えてホッとするのであった。
碓氷や遠野の話によると、皆同じようにあの黒い爆発の後、やはりBETAに囲まれていたところをこの艦の指揮下にある強力な戦術機らしい部隊に救出され、ここへ連行されたという。
「感動の再開はここまでにして、皆そろそろ食事にしないか?どうやらここはPXのように自分で食事を選んで食べることが出来るらしいぞ。」遠野が尋問を担当した下士官から案内された情報で皆に提案する。
「そうね、腹が減ってはいくさは出来ないわね。皆でカウンターへ行きましょう。」と碓氷が同意して皆に促す。
それは地球のPXよりもかなり料理が豊富に並んでいる、ビュッフェ形式になっていた。
合成食で慣れている彼らにとって、見た目恐らく自然の素材で作られているであろう料理はどれも美味しそうに見えた。
皆ひとしきりトレーに山のような料理を乗せて席に戻ってくる。
肉をあぶって串にさしてあるものや、肉をクリームで煮てあるもの、野菜をトマトソースのようなもので煮込んでいるもの、どう見てもポテトフライのようなものなど物資の不足した地球では、もはや米国やオーストラリア・南米など、BETAの侵攻を全く受けていない、自国に穀倉地帯や畑を多く保持している国以外では滅多にお目にかかることの出来ない品々ばかりであった。
そして皆席につくなりスプーンで一口「「「「「「「「「おいしい(うまい)!!」」」」」」」」」むさぼるように食べた。
やがて、彼らが食事を終え、歓談をしているときに、俺とタケルちゃんはそこに向かった。
「楽しい雰囲気のところすまない。私はオルキス統合軍機動第一艦隊情報部のカミナガ中佐です。今は色々と混乱しているでしょうし、ひと段落したら貴官らの今後について大事な話をしたいと思います。その前に何か質問はありますか?」
「では、我々は現在どういった状況下にあるのでしょうか?」最初に皆を代表して遠野がダイスケに質問をする。これは皆が疑問に思っている事だ。
皆同じことを思ったようで、遠野の質問に対する俺の答えをじっと待っている。
すると「へぇ〜、帝国軍の衛士と国連軍の衛士が歓談しているのって、シュールだし、すごく平和でいいなあ。」
俺の後ろにいたタケルちゃんが、この状況下で信じられない言葉を口にしてしまった。
「「「
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