暁 〜小説投稿サイト〜
〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
激戦のロドリグ星C
[1/5]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
オルフェーリア艦内――――
「貴官らには、こちらの部屋で待機していてもらおう。中にはほかにも貴官らの仲間と思われる者達がいる。後ほど情報部士官の面会者があるのでそれまで皆でゆっくりと過ごしてくれたまえ。」
「はい、中尉殿、ありがとうございます!」孝之と慎二は2時間に及ぶ検査と取り調べののち、艦内の長い自動廊下の先にある部屋の扉の前に案内をされた。
護衛という名の監視兵を4人引き連れてだが。
促されるように扉を開けると、そこはPXの食堂らしき場所のようであったが、少し薄暗く、10人くらいの人影があるのが見えた。
「どうする慎二?」
「とりあえず行くしかないだろ?とにかく情報が欲しいしな。」
「そうだな」孝之も慎二の意見に同意して人が集まっている方へ近づいて行った――――?!
国連軍の強化装備を身に着けた後ろ姿が4人と日本帝国軍の強化装備を着てこちらを向いている人が5人、向かい合って座っていた。
そしてその時、帝国軍の一人が少し驚いたようにこちらを向いた。
それは中尉の襟章をつけた自分たちより少しだけ年上に見える女性帝国軍衛士だった。
「貴官らも連行されたのか?」
「そうなんですよ「鳴海少尉!」いきなりこんな――?!」
「平少尉も、生きていたか!」
その声は、まぎれもなく鳴海たちの中隊副長の碓氷円花中尉の声だった。
「「碓氷中尉?!」」二人はとても驚いて思わず叫んでしまう。
見ると、その隣には良く見知った同じ中隊の同僚たち――中川悠、高山蓉子、辻村彩矢の姿もある。
「中川、高山、辻村の3人がどうしても貴様らを連れて帰ると言って引き返したのだがな、あの黒い爆発のあと、視界も悪くレーダーも効かなくなった上に貴様らの姿が見えなくなってしまった。ほんとうに心配したぞ?」
「「はい!すみませんでした!」」孝之と慎二は深々と頭を垂れて謝罪した。
「まぁいい、こうして無事に合流できたのだからな」
碓氷のあとに中川が続く「そうですね、でも、もうあんな無茶なことは絶対に許さないからね!」
そして高山は「中川少尉の言うとおり!今度は跳躍ユニットを狙撃して身動き出来ないようにするからね!」
辻村が高山を宥めるように「た、高山少尉、そんな事したら機体に引火するかも知れませんよ?」
「?!・・・それもそうね。じゃ、せめて羽交い絞めにしてあげるわ!」
「「ほ、ほんとうにすみませんでした!!」」二人は怖くなって再度深々と頭を垂れる。
「そろそろ私たちも会話に混ぜてもらっても良いですか?」帝国軍の中尉が苦笑しながら会話に入ってくる。
碓氷がすぐに姿勢を正して「失礼をしました。この二人はわが中隊の鳴海孝之少尉と平慎二少尉です。先ほども言いましたが部隊名は機密となっておりますので国連軍練馬基地所属中隊とのみお知らせすることでご容赦
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ