第34話 アスラン
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輝
「これが証拠の映像だ。」
光輝はクルーゼがアラスカの街でアズラエルの手先からデータディスクを受け取っている場面とアラスカ基地内部に侵入している様子を映像で見せた。
光輝
「まだ状況証拠だがね。
ただ、サイクロプスの事は間違いなく知っていて、その事をザフト軍に伝えなかったのは事実だ。」
アスラン
「ぁぁ…」
光輝
「このままだとニュートロンジャマー・キャンセラーの情報が地球軍に渡る可能性がある。
そうならないように、君に託したい。二度とユニウス7の過ちを繰り返させないために。
それと君のお父さんに自重して貰いたい。これ以上、戦果を広げない為だ。」
アスラン
「分かりました。」
光輝
「それではジャスティスの改修の間、ウズミ・ナラ・アスハ殿に会って貰おう。」
Sideout
Side カガリ・ユラ・アスハ
アスラン
「なんでずっとくっついている?」
カガリ
「気にするな。見張ってるだけだ。」
アスラン
「そうか。」
カガリ
「キラやコウキが生きて、良かったな。」
アスラン
「え?あぁ…あの時、俺は礼も言わなかったな。」
カガリ
「ぁ…言ったさ、ちゃんと。一応な。」
アスラン
「そうか?」
カガリ
「ボケてたからなぁ。覚えてないんだろ?」
アスラン
「ぁ…ああ。」
カガリ
「キラ、変わったろ。」
アスラン
「…いや。」
カガリ
「そうか?」
アスラン
「やっぱりあいつだよ。」
カガリ
「あー、えーと…」
アスラン
「ん?」
カガリ
「お前…どうするんだ…これから?」
アスラン
「…解らない。」
カガリ
「ぁっ…またかよ。」
アスラン
「だが…もう答えは出ているのかも知れない。」
カガリ
「えっ…」
アスラン
「苦しいな。」
カガリ
「…みんなな。」
Sideout
Side ウズミ・ナラ・アスハ
「今回、集まってもらったのは、コウキ殿より話があるからだ。」
光輝
「まずは紹介しよう、知っている者もいるだろうが、ザフトのアスラン・ザラだ。
現評議会議長パトリック・ザラの一人息子になる。」
「「ぁぁ…」」
光輝
「彼には核兵器に転用出来ない、ニュートロンジャマー・キャンセラーの技術を託す予定だ。」
フラガ
「それじゃ量産化に…」
光輝
「量産化の心配はない。Nジャマー・キャンセラーのベースマテリアルは地球圏では非常に希少な物だ。心配なのは、プラントではなく地球軍だ。
今のNジャマー・キャンセラーが流出した場合、地球軍は核兵器を使うだろう。
一番最悪な
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