イチゴのフェアリー・テイル
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俺は帰途についた。帰りしなに足元にちくちく感を覚えて下を見ると、赤い甲冑の近衛兵?が俺の足首を一生懸命槍でつついていた。ダンと足を踏み鳴らすと、ピャーピャー云いながら逃げていった。
―――おっさんを怒らせると呪われないけど軽い嫌がらせは受ける。
その後、穂香はサークルで顔を合わせる度に『とちおとめさん、待ってますよ〜』『遊びに来てください〜』と声を掛けられる。友人連中は『おぉ…♪』って顔をするが、お前ら分かってんのか。
部屋に行っても、イチゴ生えた小さい爺さんがこっちをずっと見てるだけなんだぞ。
たまに行くけど。
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