第33話 決意の砲火
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容易にはいかん。」
委員A
「オーブは…オーブはどうなっておる!」
委員B
「再三徴用要請はしておるが、頑固者のウズミ・ナラ・アスハめ!
どうあっても首を縦に振らん。」
アズラエル
「おや?中立だから、ですか?いけませんねぇそれは。皆命を懸けて戦っているというのに、人類の敵と。」
委員D
「アズラエル、そういう言い方はやめてもらえんかね。我々はブルーコスモスではない。」
アズラエル
「これは失礼致しました。
しかしまた、何だって皆様この期におよんでそんな理屈を振り回しているような国を、
優しく認めてやっているんです?
もう中立だのなんだのと、言ってる場合じゃないでしょう。」
委員D
「オーブとて、歴とした主権国家の一つなんだ。仕方あるまい。」
アズラエル
「地球の一国家であるのなら、オーブだって連合に協力すべきですよ。違いますか?」
委員達
「ぁぁ…」
「ぅぅ…」
アズラエル
「なんでしたら僕の方で、オーブとの交渉、お引き受けしましょうか?」
委員A
「なんだと?」
アズラエル
「今はともかくマスドライバーが必要なんでしょ、早急に。どちらかが、或いは両方か?」
委員A
「それはそうだが…」
アズラエル
「皆様にはビクトリアの作戦があるんだし、分担した方が効率いいでしょう。」
委員達
「ぁぁ…」
アズラエル
「もしかしたら、あれのテストも出来るかもしれませんしね。」
委員D
「あの機体を使うつもりかね君は…?」
アズラエル
「それは向こうの出方次第ですけど。
そのアスハさんとやらが噂通りの頑固者なら、ちょっと、凄いことになるかもしれませんねぇ。」
〜〜映像終了〜〜
ニュースキャスター
「もはやこれは、言葉になりません。」
光輝
「ムルタ・アズラエルの言っているテストと言う言葉が気になります。
これは新型のモビルスーツ、GAT-X131 カラミティ、GAT-X252 フォビドゥン、GAT-X370 レイダーの
3機のモビルスーツ事ではありません。パイロットを含めて言っているのです。
ムルタ・アズラエルは強化人間を作っていました。」
ニュースキャスター
「次にご覧頂く映像は、ミスリルがロドニアのラボを襲撃し子供たちを救出している映像です。
背景には余りにも残虐で放送出来ない為に、マスクをしないと放送出来ませんでした。」
有識者A
「これが人間のする所業ですか…」
有識者B
「これは…これは…」
光輝
「研究職員は拘束し、事情を聞いています。
複数の職員からもムルタ・アズラエルが関与している供述を取っています。
またラボ内部の
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