第40話『暗雲』
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に叫びが嘆きへと変わっていった。
自分を保て。力は残っている。
まだ彼女は・・・生きている。
そんな励ましで、いつ倒れてもおかしくない晴登は意識を保っていた。止まりそうになる足にも鞭打ち、必死で走りを継続する。
ユヅキさえ救えば、こんな地獄からはとっとと逃げてやるのだ。
だから、早く────
「残念だよ」
突如として背後から聞こえた声。晴登は反射的に振り返る。
その晴登の身体を、鋭い氷の柱が勢いよく穿った。
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