第59話 サソリvs一方通行
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て振り下ろすがサソリは、軌道を見抜いて紙一重で躱していく。
「くそがァ!当たりさえすればテメェなンかァ」
「おめでたい奴だ。そりゃあ、向かって来る奴なんて自分から攻撃を仕掛けているからな」
ねぇ、どうやって学園都市一位と闘うの?
あ?
何か策があるんでしょ?
相手は全ての攻撃を反射するんだろ?
だったら、攻撃しないが一番だな
?!攻撃を......しない?
能力を聴く限りなら、血継限界でもなさそうだ......逃げるに徹する
「がァアアアアアッ。ウネウネ動きやがって」
アクセラレータは、右手をサソリの首を狩るように横に薙ぎ払うがサソリは姿勢を低くして躱した。
サソリは、攻撃を躱しながら昔の事を思い出していた。
暁のメンバーとして、自分の祖母と木の葉の忍と戦ったあの日を......
サソリの仕込みカラクリの攻撃は全て躱さなくてはならん......
毒ですね............
そうじゃ......カスリ傷でさえ致命傷になる
サソリが作っていた猛毒に対応する為の対処法が奇しくもサソリとアクセラレータの闘いの根底にあった。
クク......過去に浸るなんざ女々しくなったもんだな
写輪眼がクルクルと回転するとサソリは印を高速で結び始めた。
「?!」
奇妙な手の動きに注視していると、サソリの周りの空気が一変した。
アクセラレータが振り下ろした腕がサソリに当たりそうになるとバチンと反射した。
「!!?」
サソリは、全てのピースが揃ったパズルを解いているように軽く笑うと、拳を固めてアクセラレータの鳩尾へ突き出した。
バキンとガラスが割れるような音がしてから、アクセラレータは口から血を吐きながらもがきだした。
「ゴファッ!?」
何だこの感じ?
何で倒されてンだァ?
サソリは蹲っているアクセラレータの頭を蹴り上げると再びガラスが割れるような音がすると二回転、三回転するとコンテナに背中をぶつけた。
何が起こったか分からないようで、演算に集中できないで痛みに息を絶え絶えにしている。
「立てよ......オレの弟子に手を出しておいて唯で済むと思ってんのか?」
写輪眼!
『一方通行(アクセラレータ)』
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