暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic18強欲が招くは破滅への戦火〜Big Banquet〜
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†††Sideなのは†††
プライソン一派が襲撃して来るかも知れないと推測されている9月12日の今日、公開意見陳述会が開かれる。私たち機動六課は、会場となる地上本部の警備に参加することになっているから、ヴァイス君の操縦するヘリに乗って六課を後にし、そしていま地上本部へと降り立った。夜勤シフトということで、それぞれ与えられた警備ルートに従って地上本部の周辺を巡回。
(教会騎士団の人たちも、ちゃんと管理局と協力して巡回してくれてる)
防護服姿の騎士団員の姿を発見。男性騎士は共通のヘルメットを被っていて素顔は見えない。あと男性と女性とでデバイスが違うんだよね。女性騎士は槍、男性騎士は穂が長方形の杖。
正直、ゲイズ中将の教会嫌いのこともあって、教会との共同作戦が指示されていたとしても軽めの小競り合いくらいはあるかも、って不安だったけど。中には局員と団員が話し合ってる姿もある。それに安堵してると、カリムさんと同じデザインの女性用団服を着た「シャルちゃん!」を発見。
「あ、なのは!」
お互いに駆け寄って笑顔を浮かべ合う。シャルちゃんからの「なのは達も夜勤シフト?」っていう質問に、「そうだよ。ヴィータちゃんとリインとフォワード、それにギンガ」私はそう答えた。今はそれぞれ別行動中だ。
「そっか。私の部隊も夜勤シフト。明日の昼勤にはアンジェとトリシュの部隊が来る。・・・本当はルミナ達ズィルバーン・ローゼも、警備に参加させたかったんだけどね」
そう言って溜息を吐くシャルちゃん。確かにルミナちゃんのような騎士が数人と警備に入れば、それだけで過剰戦力になっちゃいそう。
「やっぱり管理局との軋轢が残って・・・?」
「ん〜、それはちょこっとね。けど最大の理由は、プライソンが教会にも仕掛けて来ないか、ってこと。預言じゃ地上本部への襲撃しか示唆されてなかったけど、教会も一応厳戒態勢に入ることになったの。何せミッドチルダの終焉も預言に出てるからね、何が起こるか判らない」
シャルちゃんの話も尤もだった。プライソンは本当に何を仕出かすか判らないから、警戒し過ぎだなんて事はきっとない。それからちょっとシャルちゃんとお喋りしながら巡回を続けて、そろそろスバル達と合流する時間だな〜って考えながら、ふと・・・
「そう言えば、シャルちゃんは屋内警備も担当とかしてる?」
そう疑問に思ったから訊ねてみた。もし一緒になれるなら、休憩の時なんかにもお話しが出来たらな〜、なんて。
「あー、ごめん。私たち教会騎士はずっと外周警備なんだよ。ゲイズ中将が本局だけじゃなく教会からの応援をも招き入れたとはいえ、やっぱりどうしても教会は部外者だからね。地上本部内には入れてくれなかったよ」
「そっか。やっぱり異なる組織はすぐには仲良く出来ないん
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