暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic18強欲が招くは破滅への戦火〜Big Banquet〜
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ーが展開され、ウェーブの掛かったブロンドのロングヘアに銀の瞳の少女・アルファが映った。

『ベータ管制の装甲列車ケルベロスとオルトロスは、デルタ管制の列車砲ディアボロスと共に、南部の荒野地区にて全システムオールグリーンで待機中。レールガン・ウォルカーヌスの照準を地上本部へロック。散弾ミサイル搭載コンテナミサイル・ムオーデルを19時ジャストに着弾するようにしています』

「ふむ。しかし、やはり俺の作品の名は良い響きだな」

『そうですね、良いネーミングセンスです。ガンマは自室にて電子戦スタンバイ中です。地上本部の防衛システムはすでにクラッキング完了とのことで、合図1つでいつでも好きなようにイジれるそうです』

「仕事が早いな」

『それくらいしかあの子に取り柄は無いですから。チーム・シコラクスの01クイント、02ノーヴェ、03ディエチ、04ウェンディは、アインヘリヤル1号機と2号機の近辺にて、そして05セッテ、06オットー、07ディードは、中央区画上空にて待機中です』

「今さらだがセッテ達には3号機の破壊を任せた方が良かったか・・・?」

『今からでも向かわせますか?』

「・・・いや、いい」

『畏まりました。チーム・スキタリスの01メガーヌは、機動六課隊舎の近辺にて待機中です。02ルーテシア、03リヴィアは、地上本部付近のビルの屋上にて待機中。ルーテシアはグレムリンなどを召喚した後、護衛のリヴィアと共に機動六課へと向かい、01と合流予定』

「ルーテシアの召喚魔法は使えるからな。ここで使わないのは宝の持ち腐れだ」

『04アギトは、レーゼフェア様に呼ばれ、本作戦には不参加となります』

「レーゼフェアが?・・・そうか、判った」

『私アルファ、そしてイプシロンは、共に航空要塞空母アンドレアルフスにて待機中。管制機体である私はアンドレアルフス・コントロールルームにて。航空戦闘機隊の管制機体であるイプシロンは、統合管制機ナベリウスに搭乗し、アンドレアルフスのハンガー内で待機中です』

「パーフェクトだ、アルファ! きっちり時間通りに事が進んでいる!」

嬉しそうに声を上げるプライソンに『はい! 誠心誠意頑張りました!』アルファは満面の笑顔で応じた。それからというもの公開意見陳述会の終了時刻である19時ジャストが訪れるまで、プライソンは興奮しっぱなしだった。それは本当に子供のように・・・。

『プライソン。ベータ、デルタ両名より攻撃開始の許可を求められています』

「ああ、構わんぞ。許可しろ、アルファ。開宴の狼煙、戦争の幕開け、ミッド地上本部に宣戦布告だ!」

『了解』

プライソンの目の前に別のモニターが展開された。ミッドチルダの南部にある荒野地区、そして巨大な旋回式砲台を2基と備え
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