第二幕その一
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第二幕 ドロシーの急用
楽しい夜を過ごして朝になってからです、ドロシーは皆と一緒に朝御飯を食べながらです。皆にこんなことを言いました。
「今朝はたっぷり食べましょう」
「はい、沢山食べてですね」
「出発ですね」
「マンチキンにあるビリーナのお家に」
「そうするからですね」
「沢山食べるべきですね」
「そうよ、長い間歩くから」
それでとです、ドロシーは言うのでした。
「栄養を補給しておきましょう」
「わかりました、この朝御飯ですと」
カルロスはスクランブルエッグと焼いたベーコンを楽しんでいます。
「幾らでも食べられますね」
「本当にこの王宮のお料理は何時食べても最高ですね」
神宝はトーストに苺ジャムをたっぷりと塗ってにこにことしています。
「お腹一杯になってもまだ食べられそうです」
「どんなお料理も美味しくて」
ジョージはボイルドベジタブル、人参やブロッコリーにドレッシングをかけて食べています。
「ドロシーさんの言う通りに出来ますよ」
「新鮮ですし」
恵梨香は食べやすい位にスライスされたオレンジやアップル、苺を甘いヨーグルトと一緒に食べています。今朝のお料理はビュッフェ方式で皆それぞれ好きなだけ食べています。
「美味しいですね」
「そう、皆バランスよく食べてね」
栄養をとも言うドロシーでした。
「私もそうしてるし」
「うん、僕もそうしてるしね」
トトはドロシーの足元で大きなお肉とミルクを食べています。
「沢山食べないとね」
「冒険に出てもすぐに動けなくなるから」
「そうなんだよね」
「だから皆で食べましょう」
「もう食べているわよ」
エリカはキャットフードとミルクを食べています。
「この通りね」
「エリカは言うまでもないわね」
「ええ、この通りね」
今もキャットフードを美味しそうに食べています、ドロシーに言われるまでもなく。
「食べているわよ」
「私はここで待っているわ」
ガラスの猫は食べる必要がないのでただそこにいるだけです。
「皆が食べ終わるのをね」
「そうしていくのね」
「そうよ、この通りね」
「じゃあ待っていてね」
ビリーナは今は生の麦を食べています。
「暫くね」
「身体を奇麗にしながらね」
「ここでもそうするのね」
「言ってるでしょ、私の身体は磨けば磨く程奇麗になるのよ」
昨日自分で言ったことをビリーナにも言うのでした。
「だからね」
「そうするのね」
「そうよ、今もね」
自分でその自分の身体を磨いて奇麗にするというのです。
「そうするのよ」
「そうなのね」
「それでね」
また言ったガラスの猫でした。
「ピカピカになってから冒険に出発するわよ」
「あら、私も負けない
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