朝起きて。
[8]前話
これは、
僕の生きている世界。昨日の朝。
死んだと思った僕は明日の醜い、バラバラの死体ではない。
もっとはっきり見える太陽の光。
地に足がつく。
僕の生きていたらという思いは夢に終わったのか?それとも・・・。
いや、なんでもない。そんなバカな事は無い。
この世に神様なんて存在しない。
ましてそれが本当なら僕は僕の外見ではないはず。
しかし、いた場所も体も僕のもの。
恐る恐る部屋を出て、リビングへ向かった。
階段を転がれば死ぬだろうと思って、わざとこけて転がり、付いた血も残っていた。
僕の家だ。
リビングに着く。長くもないが、短くもない。
日本家屋の僕の家は普通の民家より少し大きいぐらい。何度も自殺未遂をした。
空き部屋が沢山ある。
まぁ、それは置いといて、朝起きて僕が始めにやることはお茶を飲むこと。
高い葉っぱをお父さんが買って置いておいてくれるから、それをやかんに入れてお茶を作る。
でも、お母さんが安い葉っぱを買ってきてくれていた。
どちらを使おうか。
[8]前話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ