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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
意外な弱点
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して、クルリとその場で一回転してる天竜。彼女は明るい緑にシェリアと同じように花柄の浴衣を着ているんだけど、藍色の髪うまく色合いがあっていて、とっても可愛らしい。

「うん!!可愛いよ!!」

ニコッと微笑み率直な感想を述べる。最近は彼女とこういう機会も増えてきたので、褒めるときに照れたりすることもなくなった。

「えへへ/////ありがと」

それを聞いた彼女は嬉しそうに微笑み返してくる。本当ウェンディは可愛いなぁ・・・スッゴい癒される。

「シェリアのそれ美味しそう」
「キャッ!!レオン!!勝手に食べないでよ!!」

こっちがイチャイチャしてるかと思っていたら、向こうではさらにイチャイチャしている奴等が・・・それもメチャクチャ身近に存在していた。シェリアの持っているチョコバナナをパクッと食べたレオンとそれに驚いて注意するシェリア。レオンはなんてことのない感じだけど、シェリアとしてはカップルみたいで少し嬉しそうに見える。てかあれって間接キスじゃないか?何気なく食べてるけど。

「シャルルのお尻ゲットォ!!」
「キャアアアア!!」

その様子を見ていたソフィアが何を思ったのか、セシリーとラウルと話していたシャルルのお尻に飛び付く。それで驚いたシャルルは悲鳴を上げた後、彼女の頭にチョップを噛まし、地面にひれ伏せさせていた。

「あんたそういうの控えなさいよ!!」
「ごめんなさい・・・」

ソフィアが女子から敬遠されるのは、今のような変態的セクハラ行為を行うからだ。それを言われ、反省したような姿を見せるソフィアだったが、近くにいるセシリーのお尻をちょいちょい触っているので反省してないのが丸わかりだ。

「あ!!ねぇねぇ!!次あっちに行こうよ!!」

そんな二人は置いておき、俺の袖を引っ張り次の店へと行こうとするウェンディ。俺はそれに従って付いていき、シェリアとレオンも気付いて後からやってくる。

「ソフィアもあっち行こっと!!」
「あ!!コラ!!待ちなさい!!」

俺たちが離れていくのを見て、ソフィアがチャンスだと考えたらしく大急ぎで走ってくる。だが、まだお説教は終わってないようで、シャルルが眉間にシワを寄せ大声を発していた。

「シャルルもういいよ〜」
「せっかくのお祭りなんだから楽しもうよ」
「そ・・・そうね」

しかし、今日は楽しいお祭り!!なのでこれ以上のゴタゴタはやめようと提案したセシリーとラウルに対し、シャルルは仕方ないといった感じで納得していた。

「ねぇ!!あれ入らない?」
「「「??」」」

後ろにいる二人のうちの少女が何かを見つけたらしく、振り返り彼女が指さしているところに視線を向ける。そこには今まで見てきた出店とは趣が違う、あるものが建てられていた。


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