暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1517話
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大変だろうし。
 マフィアから色々と文句を言われる可能性を考えると、こちらとしても妙な真似をする訳にはいかない。
 そんな訳で、俺がリーオーでやってるのは標的と目した場所にマシンガンのトリガーを向けるという行為のみ。
 ただ、この作業もそれなりに難しい。
 リーオーの動きが鈍いというのもあるが、やっぱりこれも機体の老朽化からくるものだろう。
 そんな風に考えながら、マシンガンを動かし……二十分程が経過したところで止める。
 リーオーには高機動スラスターパックみたいなのもあった筈だ。
 原作でレディ・アンが使ってた奴。
 だが、生憎とコルシカ基地にそれはなかったので、試す事は出来ない。
 出来れば使ってみたかったんだが。
 元々リーオーというのは、そんなに機動力が高い訳ではない。
 運動性はそれなりだが……敵との距離を詰めるのに、ブースターパックが有用なのは間違いないんだよな。
 今度、他の基地に侵入して盗んでくるか?
 ブースターパックだけなら、MSその物を盗んでくるよりも騒ぎにはならないだろうし。
 ……そう言えば、やっぱり今頃コルシカ基地は色々と騒動になってるんだろうな。
 倉庫にしまわれていたトールギスはともかく、リーオーやエアリーズといった機体がなくなってしまったのだから。
 特にスペシャルズはエリート部隊だ。
 幾ら田舎の基地ではあっても、そこに侵入されてMSや武器を含めて色々と盗まれてしまうというのは恥以外のなにものでもない。
 エリート部隊であるが故の、厳しさがあるのは当然だろう。
 今頃、映像データとかを必死に探している筈だ。
 まぁ、見つかっても俺の場合は顔を隠していたから問題ないが。
 ……気配遮断が機械とかにも通用すればな。
 そう思ってしまうが、それは色々と贅沢なんだろう。
 ともあれ、リーオーを色々と動かしながら、大体の操縦の癖を理解していく。
 本来ならエアリーズの操縦訓練もしたいところだが、残念ながらと言うべきか、ここで空を飛ぶエアリーズを使う訳にはいかなかった。
 いや、格納庫は広いし、ある程度の無茶は可能かもしれないけど……まさか、最初にエアリーズで空を飛ぶ訓練をするのに、こんな場所でという訳にもいかないし。
 かといって、この基地の外でエアリーズを飛ばすというのは、連合軍やスペシャルズ辺りにあっさりと見つかりそうな気がする。
 そうして一度見つかってしまえば、その機体がどこの所属の機体なのかを調べられる可能性が高く、最終的にコルシカ基地から盗み出された機体だというところまで察知されるのは、そう遠い話ではない。
 まぁ、エアリーズの場合は一応地面を歩く事も出来るのだから、ここでも操縦出来ない事はないんだろうが。
 だが、エアリーズはリーオーの発展型だ。当然その操縦方法
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