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ソードアートオンライン 孤独者と闇裂く対剣
デスゲーム
第一章
デスゲーム開始
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容を思い出した。

___これは、ゲームであっても、遊びではない。___

まさか、そんなことって.....
体を包む光が消え、視界がクリアになる。
そこは、不安と怒りが入り交じった不気味な場所だった。
............
呆気にとられた。
寧ろ、この状況で呆けるな、という方が無理な話だ。
「な...何、これ...」

一人の女性の声が響いた。
空を紅い雲が覆っていく。
茜色だった空は、数秒で紅色に染まってしまった。
次いで、赤色の雲から何かが出現する。それは液体から個体へと形を変え、巨大なアバターと化した。
そして、ゆったりとした口調で、話始めた。
「私の世界へようこそ。プレイヤーの諸君。私が開発者の茅場昌彦だ。諸君らも今起きている現象に気づいていると思う。が、これはゲームの不具合では無い。これは、ソードアートオンライン本来の仕様なのだ。」

ざわざわ、と喧騒が広がっていく。
「君たち初回ロット購入者は大方知っているだろうが、この初回ロットは本来一万本が発売され、今回のログイン数は九千五百。一万のうち三百は本日ログインしておらず、残りの二百名には現実から強制退室してもらった。詳しくはプレゼントと共に送っておく。それでは去らばだ。プレイヤーの諸君。」

シャラン、と再び淡い光に包まれる。
先程と同じ、転移の際に生じるエフェクトだ!

「兄さん…本気か…?」

ドキ、と動悸が早まるのを感じながら、再び転移した。
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